2012/09/20

ワシントン州研修初日

現地時間は19日の午後11時です。
シアトル空港には午前11時前に到着し、兵庫県ワシントン州事務所の北岡顧問にお出迎えを受け、セーフコ・フィールドの近くを通って移動しました。



 兵庫県ワシントン事務所では、シアトルの現状などとともに、国際農業者交流協会の米国支部長の吉永さんなどから説明を受け、アメリカ農業が気候的に恵まれているだけでなく、農家が生産とともにビジネスとして取り組みコスト削減にも取り組むため、有機農業が進みやすいこと(農地面積1k㎡当たりの農薬使用量は、日本はアメリカの17倍と世界第2位の農薬使用量)や、日本のような後継者問題が無いことなど、アメリカ農業の現状などの説明を受け、初日を終えました。

2012/09/18

明日からワシントン州研修

府職の方にお誘いいただき、明日から25日まで、ワシントン州研修に参加します。

この研修は兵庫県ワシントン州事務所が企画されたもので、現地では事務所顧問の北岡さんが同行されます。

兵庫県からは「輝く女性賞」を受賞されている西村いつきさんなども参加されるので、参加された方との情報交換を含め、有意義な研修になると思います。

毎日報告できるかどうか分かりませんが、現地からも報告をしたいと思っています。

2012/09/17

パソナの植物工場(農援隊)

15日はパソナグループ本部8階ホールで開催されたVISIONS学べ!豪傑への道に参加しました。

昼食時間にパソナ1~2階の植物工場を見学しました。

水耕栽培のキュウリ(身を取ってしまうと何か分からなくなるので大きな実がついたままになっています。)
 水耕栽培のカボチャ(天井にカボチャが実っています。)
 土で栽培されているスイカにミストを使って湿度調整をしています。
水耕栽培のトマト(根の長さに比例して茎が伸びます。3年間収穫することができるそうです。)
 サニーレタス(昼食のサラダにいただきました。)


この栽培方法ではゴーやは実をつけないそうです。
 水上ステージ、水路にはコイが泳いでいます。
ビルの外観も緑化されています。

パソナは、これまでの経験を活かすため、大手医薬品メーカーと植物工場で漢方植物を栽培する共同研究に着手するそうです。

まず、生産規模や時期などを詰めてサフランを育てる計画で、植物工場は年間を通じて安定的に収穫できるがコスト高になる課題を高付加価値の漢方植物で差別化し、事業のすそ野を広げるとしています。

2012/09/14

ビジネスクリエイター開発セミナー001in五十河 ~競の争ない市場を創りだす「創造力×協働力」養成講座~

昨日と今日、大宮町五十河地域・民家苑で開催された ビジネスクリエイタ―開発セミナー001in五十河 ~競争のない市場を創りだす「創造力×協働力」養成講座~ に、フェイスブックグループにお誘いいただき参加しました。


大宮町五十河(いかが)の民家苑。移築された古民家です。当初の計画ではさらに5棟建てられる予定だったと思いますが、諸事情から計画はとん挫し、3棟で中止となりました。


セミナーがはじまる前に、資料をダウンロードして拝見しました。この資料と、現地参加者がフェイスブックのグループのページに投稿される写真とコメントを見ながら、意見を投稿していきます。

なお、以下の写真はフェイスブックのグループページからシェアさせていただきました。


 12日のお昼前、現地参加者のミーティング。この後食事を挟んで「ブルーオーシャンビジネスモデル」などの説明などを聴いてから、五十河の集落内のウォーキングです。

 ウォーキングは2時間、経済、食、教育、環境の4班に分かれて、集落内をヒアリングして回ります。

 夜、食事も終わり、いよいよワークショップのはじまりです。それぞれの班に分かれて、フェイスブックへの実況中継がはじまり、フェイスブック参加者の意見も加わりながら進められていきます。

活発な意見交換が時間をオーバーして続きました。内からの意見と外からの意見(外からの意見は現地参加者とフェイスブック参加者にさらに分けれます)がアウフヘーベンしていきます。


翌日、12日のワークショップをもとに、各班で意見を分析しまとめがおこなわれています。

環境班のまとめ3枚



経済班のまとめ3枚



食班のまとめ3枚



教育班のまとめ3枚




最後に各班のまとめを発表して、全体像をみんなで共有してセミナーは終了しました。
このセミナーでの結果を受けて、新たな五十河の取り組みがはじまります。

今回はじめて、フェイスブックからワークショップに参加させていただく体験をさせていただきました。
事前に資料等の準備がしっかりなされていたので、とても有意義なセミナーでした。これからはこの方法も有効だと思います。

2012/09/12

第26回パンプキンフェスティバル

9月9日は朝7時から旧常吉村営百貨店で、パンプキンフェスティバルのお手伝い。

我がパンプキンはうどんこ病のためお盆過ぎに枯れてしまい、その後乾燥してどんどん軽くなりました。

 7時からうどんと野菜てんぷら、新米おにぎりの準備です。

 旧店舗内は商品がなくなり広々としています。フリーマーケットで骨とう品も販売されていました。

9時、パンプキンフェスティバルがスタート、お客さんが来はじめました。

カボチャが次々に持ち込まれてきます。

バスで収穫体験の子どもたちもやってきました。収穫体験とともにカエルやザリガニなどに大喜び。でも、さすがにサッカークラブと野球クラブの子どもたち、統率がとれています。



 持ち込まれたジャンボカボチャ。今年は小ぶりなものが多いようです。
 三河内幼稚園のカボチャは二階建てバスに乗って登場です。

種飛ばし大会です。

 地元野菜売り場。私はそうめんカボチャを出しました。そうめんカボチャは最近テレビで取り上げられたらしく、30個以上売れました。

 ジャンボカボチャ表彰式 優勝田中さん。

午後2時過ぎに全ての日程を終え、第26回パンプキンフェスティバルは終了しました。

2012/09/11

京大フェス2012「講演と交流のワンダーランド」

9月8日は息子からの誘いもあり、京大フェス2012「講演と交流のワンダーランド」に参加しました。12時に始まり19時過ぎまで講演が続き、その後大交流会という盛沢山な内容でした。
多彩な講師陣で知的刺激と出会いがありました。

セッション1 「新しい挑戦だけが、世の中を変える」

 トップバッターはMOVIDA JAPAN株式会社 代表取締役社長兼CEO 孫泰蔵氏。
ガラパゴスにならないために英語で考えること、自分の頭の中だけで完結しないこと。
「一隅を照らすもの、これ国の宝なり。(人間の社会的義務)」

 コネクトフリー株式会社 代表取締役総合開発責任者兼CEO クリストファー・テイト氏。
5歳からプログラミング、10代から事業家で18歳から日本へ。ガラパゴスといわれている日本の携帯の可能性を新たなサービスとともに切り開く。

 Egg FORWARD,Inc.代表 徳谷 智史氏。
可能性を引き出すビジネス×心理のプロフェッショナルとして活躍。
人はやっておけばよかったとあとで後悔する。変化の中にしか情熱はない。大事なのは最初の一歩。自分に近い人は自分の分身でもある。イエスマンを周りにそろえてはいけない。

 世界銀行 財務局駐日代表 有馬 良行氏。発展途上国へのお金の調達から見えること。
大きな枠組みを考えながら取り組むこと。改革が必要でない社会は存在しない。
意識していないと大切なことも過ぎ去ってしまう。


セッション2 「次はこうなる!時代を変えるヒント」

作家、評論家 岡田 斗司夫氏。(オタキング代表)
成功には理由がない。しかし失敗には理由がある。失敗する理由を遠ざけることと運があることが成功となる。頭がいいと思い通りにならないこともよくわかり、動機づけができない。ばかになること、低レベルで止めること。 ~岡田さん面白い。

 ノンスケール株式会社ゼネラルマネージャー 小林 毅氏。
視野を広くアジアを見る。海外でのプロジェクトマネジメントの実際。


セッション3 「OBプレゼンテーション」

 日本マクドナルド株式会社 フィールドオペレーション本部 セントラルジャパンディストリクトマネージャー 広瀬 健一氏。

 大阪国際大学講師 久野 潤氏。 歴史勉強塾(れきべん)を開催し人気を誇る。
~久野さん面白い。「れきべん」を一度聴いてみたい。

TechnoProducer株式会社 取締役 楠浦 崇央氏。 
発明家として活動する傍ら発明塾を主宰。 ~いかにもらしい話振りでした。

株式会社フジテレコンテンツ事業局デジタルコンテンツ事業部 東中川 遼太氏。
~ごめんなさい。テレビにはほとんど興味がないもので・・・・・

株式会社坂ノ途中 代表取締役 小野 邦彦氏
有機野菜の新しい世界を開拓。オーガニックの分野では日本は立ち遅れているが、有機無農薬の野菜の輸出やウガンダでのゴマの契約栽培に取り組んでいる。(ウガンダでは化学肥料と農薬により土壌が悪化している。)


特別プレゼンテーション

NPO法人Homedoor 代表理事 川口 加奈さん。
14歳でホームレス問題に出会い、19歳でHomedoorを設立。放置自転車の問題とホームレスの雇用創出をつなげた「ハブチャリ事業」。~ただただ頭が下がる。事業の可能性は環境や交通などの問題解決にもつながる。縦割り行政の弊害を打破して、必要な事業として広げていってもらいたい。


セッション4 「受けてみたい、京大白熱授業!」


京都大学 産官学連携本部 イノベーションマネジメントサイエンス研究部門 
   客員準教授 瀧本 哲史氏。 「僕は君たちに武器を配りたい」等の著者
マシンガントークでとても早いが面白い。視点もまっすぐで歯に衣着せぬもの。人気があるのも納得。思想の転換は世代交代により起こる。

英国ケンブリッジ ニーダム研究所 客員研究員 北川 智子さん。
2009年からハーバード大学で中世日本史クラスの講師を担当され、その経験を著書「ハーバード白熱日本史教室」に書かれている。 ~すばらしい。

大交流会