2015/11/19

ドイツに寝たきり老人がいないのは何故か。人に優しい低燃費住宅。

久しぶりに投稿。昨日はとても有意義な一日だった。

「ドイツには寝たきり老人がいない」というが、これまで納得出来ない部分があったが、きょうこれがすっきりした。
それ以上に彼我の落差を思い知った。

ドイツでは、住宅の室内温度は18℃以上、トイレと浴室は21℃以上とすることが基本的人権として法律で守られ、難民の仮説住宅においても守られている(日本の被災地仮設住宅は健康先進国に値しない)。

だから、日本のようにトイレや浴室などで、急激な温度変化による血圧上昇での内出血などで倒れる人がことがないから、半身麻痺などの人も少ないようだ。

日本の一般住宅なら、家屋内全体を冷暖房しようとしたらすごい光熱費が必要だが、ドイツの住宅は法律で高い断熱性が定められていて、家計に優しい低燃費住宅だ。

昨年ドイツの展示場で見たサッシは樹脂製の三重ガラスで、壁の厚みが30cmもあった。

(展示場の断熱構造のサンプルと昨年ご案内していただいた池田憲昭さん。)

(ガラスが三重のサッシは非常に重いので、家の中側から枠ごと取り替えることができるので、改修が必要となった時にも外壁を壊す必要が無い。)

いま、低燃費住宅普及の会が、ドイツ基準の高断熱住宅の普及を進めている。耐久性も高く、住んでいる人の健康にも良いスマートウェルネス住宅。

健康寿命が延びて医療費の削減にもなる!
持続可能なまちづくりにもつながる!