2011/08/18

市民と議会の懇談会1

毎定例会後に開催している議会報告会の名称を変えて、「市民と議会の懇談会」が始まりました。議会活性化委員会での決定を受けて、午後1時30分からの昼間の懇談会と、午後7時30分からの夜間の懇談会と、今日と明日の二日間それぞれ行います。

 私の所属する第1班は、午後1時30分から峰山町高齢者いきいき創造センターを担当、市民とともに、旭川市、鈴鹿市、小矢部市の議員が視察に訪れるなかで、6月議会の報告を行い、意見交換を行いました。

 市民のみなさんからは活発な意見が出ましたが、ある方から、議員の活動が見えないのでそれぞれの議員活動の報告を求められ、私をはじめ、第1班の議員全員が議員活動について一端を報告しました。

 これまでだと、議員の個人的な意見は言えないということにしていたのですが、これも議会活性化委員会の決定を受けて、議員個人の意見も言えるようになったので、今までのように、言いたくても言えないもどかしさがなく、市民のみなさんにも理解していただけたと思います。

 ただ、「峰山は人任せの意識が強く、これまでも参加者は少なかったと思うし、今日も少ない」との発言が市民の方からありましたが、主権者である市民のみなさんの関心を高めるために、さらに工夫が必要だと思いました。

2011/08/17

救急患者受け入れ拒否ではなく受け入れ不能

MRICによる武蔵浦和メディカルセンターの多田医師が書かれた「救急患者の『受け入れ拒否』ではない、『受け入れ不能』なのだ」を読んだ。

 今年の6月29日に、さいたま市で乗用車にはねられた38歳の女性が近隣の12病院から受け入れを断られたため、搬送に2時間半もかかり、その間2時間近く何の処置も受けることができなかったため、意識不明のショック状態に陥り、翌日骨盤骨折による出血性ショックで亡くなられました。

 多田医師は県中央メディカルコントロール委員会の検証結果をもとに、患者を救うことができたのは、外科医、整形外科医、そして放射線科医が常駐し、なおかつ、緊急手術ができる設備を整えた三次救急医療機関だが、人口100万人当たりに1か所しかなく、その三次救急医療機関に救急患者が集中するため、アクセス制限をせざるを得ないため受け入れ不能であったこと、また、二次救急医療機関では交通事故による高エネルギー外傷であったため受け入れても治療処置ができず受け入れ不能であったことを書き、行政と医療機関と利用者が救急体制そのものが不足していることの責任をたらい回しをしていると批判しています。

 話は変わりますが、5月、娘の妊娠が分かり、出産はどこでするのかと思っていたら、近隣の病院を回っても、途中経過は見るが、予約がいっぱいで出産はできないと断られたとのことで、里帰り出産をすることになりました。東京都内では待機児童も多くたいへんだと聴いていたので、後のことも考えて比較的に充実した地域に住むようにしたのですが、行政の乳幼児への対応が厚い分、若い夫婦が集中しているのかもしれませんが、受け入れ不能でした。また、娘によると、会社の先輩も里帰り出産とのことでした。

 高額医療機器であるCTの日本の保有割合は世界でトップです。(左端が日本) 
                                      [以下、OECD資料から]

  同じくMRIの保有割合も世界トップです。(左端が日本)
しかし、医師数はOECDの平均を下回っています。
しかも、日本では医師免許があれば働いていなくても医師数にカウントしますが、他の国は、フルタイムで働いている医師をカウントしています。日本は病院や高額医療機器は多いのに、医師は不足しています。

由布院と京丹後の観光(視察報告書)

  産業建設委員会の7月27から29日の研修視察について、私が担当となった由布院温泉について8ページの視察報告書が完成し、議会事務局に送りました.
 
 間違いがあってはならないのですべての資料を読み直し、視察時の音声を聞き直して、紹介DVDでふれられていた内容の再確認もしました。不足していた数値的資料については、議会事務局より、由布市の商工観光課にお願いして取り寄せました。

 報告書でも触れていますが、由布市の観光協会は由布院温泉観光協会をはじめとして、5観光協会がそれぞれに個々の自立した観光協会として事業を展開しており、一緒にPRなどを展開していく事業や研修など2~3の事業を共同で実施する目的で由布市観光協会が設立され、会長は市長が務めています。

 旧町における観光の歴史や取り組み、産業に占める比率も違うなかでそれぞれの特性を活かしながら、それぞれの課題に対応するためには、理にかなった対応であるとも考えられます。

 また、「湯布院」という日本有数の観光地ブランドを持ってしても、景気低迷による不況の影響は強く、リーマン・ショック以降、由布院温泉の宿泊客は82万人から65万人まで、21%減少しています。しかし、日帰り客については260万人から248万人へと若干の減少にとどまっています。

 今回、28日に視察した日田市は日帰り客が580万人から、466万人と20%減少しています。そして、本市においても147万人から133万人へと10%減少しています。

 こうして比較すると由布院温泉の観光地ブランドとしての強みも感じますが、現地を見させてもらうなかで、由布院温泉の21%の宿泊客の減少は、外資系の参入の増加により、湯布院らしさに頓着しない外資系を利用した観光客が増加するなかで、ブランドのイメージが崩れ始めているのではないかとも感じました。

 では、京丹後市はどうなのかというと、本市においては、観光宿泊客のピークは平成10年の69万人ですが、その後右肩下がりが続き、リーマン・ショック前において46万人で、すでに33%減少しています。さらに、リーマン・ショック以降に36万人まで22%減少しています。宿泊客のピーク時点からみるとき、本市においては、景気低迷による不況の影響以外の減少要因を分析し、それらに対して対策を打つ必要があると思います。

 由布院温泉と対比して京丹後市の観光を考えるのは、表層だけを見ていてはだめだと思いますが、当初考えていたよりもはるかに役に立つと思いました。視察の担当をしていただいた由布市の商工観光課、溝口課長補佐ありがとうございました。

2011/08/15

「議会改革、さらに一歩」研修会

9時30分より法政大学法学部 廣瀬克哉教授を講師にお招きして、現在、議会活性化委員会で取り組んでいるさらなる議会活性化に向けた議会基本条例改正に向けて、演題もずばり「議会改革、さらに一歩!」と指定させていただき、議員研修会がありました。

 京丹後市議会は、平成22年の日経グローカルの調査で議会改革度日本一の評価をいただきました。市民からの評価が高まっているとは言いづらいですが、「議会基本条例を制定して、改革を実行している議会に対して、市民の評価が高まっているとは言えないですが、議会基本条例がなくて議会改革にも取り組んでいない議会に対して、市民の評価が下がり批判が増えていることは確かです。」との廣瀬先生の言葉があったように、大震災や厳しい経済状況の影響を考えると、今回実施した市民アンケートを通して見ても、京丹後市議会が改革をしていなければ、さらに厳しい市民の声であったであろうことは容易に推測できます。

 京丹後市議会の基本条例制定後の取り組みは、まず、四の五の言わずに歩きだすこと、歩きだしてから問題があれば、歩きながら考えて変えるべきは変えてきています。そして条例自体に努力規定が多いのですが、議会の意思で定めた以上はやらなければならないこととして取り組み、基本条例運用規定において義務化していましたが、3年間積み重ねてきたなかで実際の取り組に沿った条例の見直しと、新たな課題に対しての見直しが必要となっています。

 会津若松市議会は、事業評価への取り組みや、議会報告会での市民参加が少ないことを課題としているし、栗山町議会も政策形成サイクルの取り組みに課題があるとして取り組みを進められているということも聴かせていただきました。京丹後市議会においても、委員会で行っている自由討議を発展して、市民が本会議をケーブルテレビを見たときなどにも伝わりやすい自由討議の方法はないかという課題、議会報告会等への市民参加の増加、新たに政策検討会議の位置づけ、議会の議決事件追加の地方自治法改正を受けての整理(計画議決の体系化)など、課題があります。

 他にも議員定数、報酬、政務調査費のあり方も大きな課題ですが、今日は廣瀬先生をお招きして「さらに一歩!」という視点でまとめていただいたなかで、さらに、廣瀬先生の時間をオーバーしての熱のこもった有意義な研修ができたことに感謝しています。

 また、研修会終了後に、廣瀬先生にお時間をいただき、引き続き議会活性化委員との懇談会を行い、それぞれの委員から先生に直接研修会の内容を掘り下げた質問をさせていただけたのも大きな成果でした。廣瀬先生ありがとうございました。

2011/08/14

奥大野納涼祭・どてどてコンサート

朝8時からの会場設営に奥大野公民館に向かう。15分前の、まだ、ちらほらと人が集まりだしたところですが、設営前の写真も1枚掲載。


 60人近くが集まり、暑いなか会場設営に取り掛かり、コンサートステージと8張りのテント、160人の観客席を設営しました。テントでは、綿菓子やかき氷、ヨーヨー釣り、チキンフライ、カレー、ラーメンなどを販売します。設営が終わり一旦解散。

  午後3時には、5時のオープンに間に合うようにそれぞれ各テントで販売に向けて準備を開始。
 コンサートのリハーサルも始まっています。雨がパラパラとしてきたので、スピーカーにはシートをかぶせています。この後4時前に夕立がありました。今年はここで会場を後にしました。

 この後、4時過ぎに会場を離れ、明日の議会研修会の講師をお願いした法政大学の廣瀬教授のお迎えに峰山駅に向かい、ホテルにチェックイン後に、議会事務局から依頼された事項の確認をさせていただき、その後、一緒に食事をしながら懇談させていただきました。有意義なひと時でした。

2011/08/12

円高は続く


 昨日の夜は、くらがき音友会の総会でした。総会といっても、例年と同じく毎年8月14日に行う納涼祭・どてどてコンサートの内合わせと飲み会ですが、中心メンバー20人程度が参加しました。

 働き盛りの30代から50代前半が集まって雑談が始まるなかで、政治への大きな失望と官僚への不信の話から、さらにヨーロッパの財政危機、アメリカの国債格下げ、70円台の円高の話となり、特に円高については製造業への深刻な影響をみんなが感じていて、将来への不安が強いことを感じました。

 円高については6月15日に書いたものがあります。

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「円高の失敗、円高こそが不景気の根源」

 浜田宏一エール大学教授の「デフレ下における金融政策の役割」、「実質為替レートと日本の失われた10年」を読みました。

 日本におけるデフレ下とリーマンショック後の貨幣政策と、OECD諸国の中央銀行の貨幣政策の歴然とした違いに驚くとともに、貨幣政策を誤って過剰な円高を招いています。

 日銀は2006年以来、日本の貨幣残高・所得比率が高いとして金融政策の抑制的スタンスを続けているが、OECD諸国の中央銀行は包括量的緩和を行い、通貨供給量が一挙に2倍から3倍以上になっているのに、日本だけが全く変わっていないが、カードや小切手による取引決済が多い社会が通貨供給量を増やしているのに現金による取引決済が多い社会が通貨量を抑制すれば、通貨間の相対的な関係により円高への圧力が高まることが豊富なデータで明示されています。

 ましてや、莫大な円キャリートレードの影響もあるなかでリーマンショック後に日本だけが別行動をとったことが円の独歩高を招いたのだと思います。

 リーマンショック後もせめて円レート1ドル100円の水準が維持されていれば、日本の鉱工業生産の落ち込み幅が、OECD諸国最大になることなく各国程度の1割以内の落ち込みで推移し、ここまで不景気にはなっていません。

 また、現在の為替水準のまま推移するなら、日本はさらなる景気の悪化に見舞われます。観光ひとつをとっても、海外からの観光客が減ったといわれますが、円が高すぎて日本への旅行は割高感があり、割安観のある国への観光が増えており、原発事故の風評もあり流れは加速していると聴きます。

 政府と日銀に対して適切な通貨対策を求めなければなりません。


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 欧米が通貨供給を増やし、お金がジャブジャブの状況で不安が起こり、リスクを少しでも低減する必要から通貨供給量の少ない円に交換しているのであり、為替介入で通貨供給量を増やさない限り円高は止めようがありません。

 中国は元高阻止のため為替市場に介入し続けています。為替市場で外貨を買って元を売ることを継続するということは通貨供給量を増やし続けているということであり、経済過熱を生み出してバブル崩壊が中国で起こるのは避けられないと思います。また、欧米各国はリーマンショック後に経済の縮小を避けるために通貨量を増やしたのであり、経済効果はあったのでしょうが、それ以上に供給されたお金が安全を求めて円に逃避しています。

 当分の間、円高が続くと思います。そして、国が何らかの対策を打ち出さなければ、国内製造業は体力を消耗し続け、縮小または海外への移転が広がると思います。しかし、日本のGDPは円では縮小しているのですが、ドル・ユーロから見ると増加していて、まだまだ大丈夫だということになります。(たとえば、1ドル=100円なら、500兆円=5兆ドルで、1ドル=80円なら、480兆円=6兆ドルとなり、日本人はGDPが20兆円減少した影響を受けますが、欧米投資家は損失を受けません。)

 しかし、輸出が減少していき、経常収支の悪化が恒常化すると日本からの資産の流失も起こり、いずれかの時点で円安に転化していくと思っています。その時、国内の製造業が回復できないほど空洞化していれば、輸出を増やすことはできず、輸入物価の高騰によるインフレに悩まされ、物価抑制のため金利が上昇し、物価上昇と金利上昇の悪循環のなかで日本の財政は立ち往生してしまう。・・・これが日本にとって考えられる最悪のシナリオではないかと思っています。

 日本は資源のない国なので、資源輸入のため外貨は必要であり、輸出産業が国内に踏みとどまれるように、早期に対策を打つ必要があります。

2011/08/11

ジュリーニとルービンシュタインのブラームス、ムーティのベートーヴェン、チャイコフスキー

最近買ったCDです。 

 左上カルロ・マリア・ジュリーニ指揮のウィーン・フィルとのブラームス交響曲全集は、評価の高い演奏でしたがジュリーニ生前には手が出ませんでした。でも、無理をしなかったのは正解で、CD4枚組の全集がEU盤で2,020円でした。ジュリーニは遅いテンポでじっくりと指揮しウィーン・フィルの音色も堪能できます。

 右上は、アルトゥール・ルービンシュタインのブラームスボックスです。CD9枚組で2,690円(実質は2,286円)でした。若い頃、このなかの1枚ブラームスのヴァイオリン・ソナタ集(ヴァイオリンはシェリング)をLPで持っていましたが、その1枚の値段で9枚買えます。ルービンシュタインの室内楽ピアノも素晴らしいとは思っていましたが、若い頃は到底買うことはできませんでした。ブラームスの渋い室内楽、ピアノ五重奏曲ヘ短調、ピアノ四重奏曲1~3番、ピアノ三重奏曲1~3番、チェロ・ソナタ1、2番、ピアノ小品とそれからピアノ協奏曲1,2番も入っています。最近の録音の良いものとは違いますが、中身はたっぷり詰まっています。時代は大きく変わりました。

 左下のリッカルド・ムーティ指揮のベートーヴェン交響曲全集+ピアノ協奏曲第3番(ピアノはリヒテル)は、CD6枚組で1,695円(実質1,525円)で、右下の同じくリッカルド・ムーティ指揮のチャイコフスキー交響曲全集+ピアノ協奏曲第1番(ピアノはガヴリーロフ)+管弦楽曲集は、CD7枚組で1,821円(実質1,639円)でした。ムーティは、若い頃(1980年代)からイタリアオペラやモーツァルトのオペラをNHK-FMでよく聴き、私のなかでは長い間オペラ指揮者であり、オーケストラ指揮者としては認知していなかった(聴いていなかった)のですが、イタリア人らしくよく歌い、よく鳴らす熱い指揮は好きだったので、お安い限定版がEUで発売されたので購入しました。若さを楽しめます。

2011/08/10

議会活性化委員会8月10日

 アンケート結果報告書について、前回の委員会での意見を受けて調整したものを事前に委員へ送っており、そこでさらに指摘のあった点について修正したものを、委員会で諮り「アンケート結果報告書」は完成させることができました。

 また、きょうは、午後から全議員参加の研修会もあるので、研修会終了後に委員外の議員にアンケート結果報告書と全アンケート意見を配布することとし、8月18,19日に予定されている「市民と議員の懇談会」でも市民に資料として配布すること、また、9月議会の議会だよりにも報告書の全文を掲載することとしました。

 次に、議会基本条例改正案についても、条項ごとに意見交換をして調整を行い、合意できるものは決定をしていき、ほとんどは決定しましたが、第9条(地方自治法第96条第2項の議決事件)、第14条(議会事務局の体制整備)、第16条(議会広報の充実)の3条項が次回の課題として残りました。

 最後に、議員定数、報酬について意見交換をしました。そして委員会で出された意見を各会派に持ち帰って、それぞれ意見交換をすることとしました。

 次回の委員会は8月19日です。

名誉市民とは?

京丹後市在住の○○さんは、現在、男性長寿世界一となられています。このことは誠に喜ばしいことではあると思いますが、議会事務局で、ある議員から○○さんの名誉市民表彰の話を聞き、長寿世界一を表彰したいというのはわからないではないが、名誉市民というのはどうかなと思い、京丹後市名誉市民条例を見てみました。


○京丹後市名誉市民条例
平成19年3月29日
条例第11号
(目的)
第1条 この条例は、産業経済又は社会文化の振興及び発展に顕著な功績のあった者に対して、その功績をたたえ、もって本市の産業経済又は社会文化の振興及び発展に資することを目的とする。
(称号の授与)
第2条 市長は、市民又は市に縁故の深い者で、公共の福祉の増進、学術、技芸その他広く産業経済又は社会文化の振興発展に貢献し、その功績が卓絶で郷土の誇りとする者に対して、京丹後市名誉市民(以下「名誉市民」という。)の称号を贈る。
(選定)
第3条 名誉市民は、市長の委嘱する選考委員会の推挙を得て市議会の議決により選定する。
(顕彰)
第4条 市長は、名誉市民の称号を証する顕彰状及び名誉市民章を贈るとともに、その旨を市広報紙への掲載その他の方法により公表し、顕彰するものとする。
2 故人(市制施行日以後死亡した者)に対して追贈するときは、故人に名誉市民の称号を贈るほか、名誉市民章は、これを遺族に贈呈する。
(待遇)
第5条 名誉市民に対しては、次の待遇をすることができる。
(1) 市の行う儀式、祝祭行事その他の公会への招待
(2) 死亡の際における相当の礼をもってする弔慰
(3) 前2号に掲げるもののほか、市長が適当と認める待遇
(称号の取消し)
第6条 市長は、名誉市民が本人の責めに帰すべき行為により著しく名誉を失った場合は、市議会の同意を得て名誉市民の称号を取り消すことができる。
(委任)
第7条 この条例の施行に関し必要な事項は、市長が別に定める。



条例を読む限り、長寿であることが、名誉市民に該当するとは思えません。男性長寿世界一であることはたいへんおめでたいことではありますが、顕著な功績ではないと思います。知恵を働かせて、最高齢者を表彰する制度をつくるなど、長寿であることを別の形で表彰すべきだと思います。




(追記)・・・・・後日談


8月18日議会運営委員会議事録より


○奥野委員長 議長の方から81号の議会運営委員会が始まるまでの状況というか、経過の方を
解説願えたらと思います。
○池田議長 私の方から81号について説明させていただきます。議会運営委員会の前に代表者
会を開いていただきまして、代表者の総意として表彰、顕彰することには異論はないと、むしろ
積極的にやってほしいということの確認は取れた中で、今回の名誉市民は果たしていかがかなと
疑義が、多くの議員さんからでまして、副市長の説明を受けた中で再度投げ返しますので、もう
一度やり方も含めて検討してほしいということで、今回の臨時議会の提案はとりあえず見送って
ほしいということで、今その検討をしていただいているところです。先ほど言いましたように、
取り下げるということになれば繰り上げになるか番号がわかりませんけれど、そういう状況でご
ざいます。

2011/08/09

産業建設委員会・管内視察(2)

 引き続き、「丹後温泉はしうど荘」に行きました。昭和59年の建設で、3年かけて平成15年にリニューアルを終えていますが、配管や設備が古いため、しょっちゅう壊れていて、毎年の投資が必要とのことでした。平成22年度は、集客シーズンの11月から2月にかけて、泉源が壊れたため、その期間温泉でなくキャンセルと予約減により、赤字となっています。




「はしうど荘」は温泉宿で、 和室と洋室があります。温泉については、すでに営業時間でお客さんが入っておられ写真はありませんが。名勝「立岩」を望む海に面した温泉です。


  塩害のため、塩害対応の室外機でも痛みは早く、5~6年で買い替えが必要になります。
  隣接の森林組合の施設が朽ちかけています。解体などの対応が必要です。

 次に、「浅茂川温泉静の里」に行きました。温泉、レストラン、プールからなる施設で、景色が良いので、温泉の利用は多いのですが、地元の年券での入浴客が自分のところの風呂のように振る舞うことへの苦情もあり、年券のあり方の検討が必要なことと、プールの維持管理が全体の経営の重荷になっています。




 最後に、八丁浜シーサイドパークに行きました。平成22年度は指定管理1年目であり、これまでの継続を心がけたとのことであり、市外からの指定管理者ですが、施設に関わる6人全員が地元雇用で、行政の評価も高いようです。ただ、指定管理施設外の市管理の道路敷などの草刈りができていないことが、市の責任なのですが、一般市民の方に誤解があり、管理ができていないとの意見が出ているようです。

産業建設委員会・管内視察(1)

 きょうは、9月議会での決算審査に向けて、温泉関連と八丁浜シーサイドパークの6指定管理施設について調査するため産業建設委員会で管内視察を行いました。

 最初に弥栄町の「あしぎぬ温泉」で、今年度から指定管理者が変わるなかでの施設の現状や、前管理者からの運営の変更点も含めて伺いました。
  行政職員と指定管理者から説明を受け、その後質疑。前管理者からの雇用面での人的引き継ぎはできており、利用状況は対前年比14%増だが、売り上げ単価が下がっており経営的には厳しいとの説明でした。
 壁の一部に雨漏りの跡があります。大規模修繕の時期が来ています。他にも、通路や源泉のポンプなどが修繕の時期に来ているようです。

  露天風呂の屋根(緑の部分)は前管理者が施工したもので、現管理者が前管理者より買い取っています。(丹後地方は雨や雪の日などにも多く、露天ぶろにも屋根が必要です。)

次に、宇川温泉よし野の里に行きました。築10年の木造の施設のため、木の腐食の修繕が欠かせないですが、木の温もりがあり、癒されます。しかし、施設としては受付、事務所、レストラン、別棟の宿泊棟など従業員の動線が悪く、それぞれに人の配置が必要で人件費が多いことと、泉源の温度が37度のためボイラーの燃料費が高く搗くとの説明でした。平成22年は赤字決算です。

海に面した内湯と露天風呂からの景色は最高です。天気の良い日の夕方には海に夕日が沈むのが見れますが、あまり知られていません。PRが難しいようです。


地元の方が好まれている山に面した内湯と露天風呂です。

 別棟の宿泊施設です。夏場は予約で埋まっていますが冬場が弱く、連泊する方やリピーターは多いとのことでした。温泉施設の赤字を宿泊施設が補てんしています。

宿泊棟からも海が見えます。
和洋室にはロフトがあり、6人泊まれます。


 次に、道の駅てんきてんき丹後に行きました。利用者数は11万4千人台で平成21年、22年と変わりませんが、客単価が下がっており、収益は縮小しています。また、平成7年建設の施設であり、大規模改修が必要となっています。確かに傷んだところが目に付きます。


 店内は昼前でもあり、にぎわっていました。



 山陰海岸ジオパークの展示がしてあります。京丹後市でのジオパークへの取り組みは、鳥取県、兵庫県内の取り組みに比べて弱く、観光客の認知度も低い状況です。
 レストランからよく見える公園内に、錆びて朽ちかけた竪穴式住居を模したモニュメントがありました。撤去の予算がつかないとのことでしたが、見た目も悪く、こういうものが放置されているのを見ると京丹後市は観光振興に本気で取り組んでいないとしか思えません。