課題図書であった「日本の中央ー地方関係」において中央ー地方関係の歴史的展開を
藩政時代の終わりまでは、国の端々まで活気にみちあふれた町があり、現在では考えられないほどの財力や文化が存在していたが、府県制が実施されて行政力が力を増してくると、府県単位に生産や経済の統制を図るようになる。藩政時代の直接交易ルートの消滅とともに、中間経費の増加などによる生産者の収益の悪化が町の経済を弱体化させ、活気にあふれていた町が中央からの末端に置かれることで、衰退がはじまる。
みなさんも時間があれば読んでみてく ださい。