我が家には当初は5人の予定でしたが、3人が宿泊しました。
奥大野公民館にバスが到着。生徒たちがバスを降りて奥大野公民館へ。
奥大野公民館で、修学旅行の受け入れ、入村式です。
「日本文化体験(技)」をテーマに、和菓子、落語など6コースが編成され、奥大野で民泊体験をするのは「ちりめん細工コース」の生徒達です。
まずは座学で、丹後ちりめんの歴史と地域のくらしを学びます。
座学の後、 民泊家庭別の班に分かれて機屋さんの現場見学へ。
見学だけでなく、糸を巻く作業も体験していました。機屋さんは、中学生が関心をもって見学に来てくれたことを喜んでいました。
見学が終わると、公民館で生徒全員のミーティング。
そして、生徒がそれぞれ分かれて民泊家庭で協働調理体験で、一緒にバラ寿司づくり。
お代わりもたくさんして食べてくれました。食事中に先生の各家庭見回りもあり、先生にも食べていただきました。
食事を終えてから、ほんの少しの時間ですが、地域の秋祭りの練習を見学してもらい、そのあと1時間ほどインタビューを受け、就寝。
翌朝、新聞に前日の単行見学の記事があることを教えると、大喜びでスマホで撮ってLINEで他の家庭の生徒に送っていました。生徒の半数程度がLINEをしているそうです。
朝食後、集合まで時間があったので、松本機業さんの撚糸工程と整経工程を見学、ちりめん製品に必要な糸撚りを学んでもらいました。
それぞれ別れて泊まっていた民泊家庭から、公民館前に集合して、離村式。
アッという間に終わってしまった民泊受け入れでした。
前日には、台風の影響を心配しましたが、心配するほどのこともなく、次の目的地、丹後ちりめんに深くゆかりのある禅定寺に向けて出発しました。
今回の民泊体験が、生徒たちが田舎を知る良い契機になってくれたなら幸いです。