2013/10/15

修学旅行 民泊受け入れ

8日、倉垣民泊組合で横浜の中学校の修学旅行を民泊で受け入れました。28人の生徒と先生2人、添乗員の合計31人が奥大野を訪れ、先生と添乗員を除く28人の生徒が民泊を体験しました。

我が家には当初は5人の予定でしたが、3人が宿泊しました。

 奥大野公民館にバスが到着。生徒たちがバスを降りて奥大野公民館へ。

奥大野公民館で、修学旅行の受け入れ、入村式です。

「日本文化体験(技)」をテーマに、和菓子、落語など6コースが編成され、奥大野で民泊体験をするのは「ちりめん細工コース」の生徒達です。

 まずは座学で、丹後ちりめんの歴史と地域のくらしを学びます。

座学の後、 民泊家庭別の班に分かれて機屋さんの現場見学へ。
見学だけでなく、糸を巻く作業も体験していました。機屋さんは、中学生が関心をもって見学に来てくれたことを喜んでいました。

見学が終わると、公民館で生徒全員のミーティング。

 そして、生徒がそれぞれ分かれて民泊家庭で協働調理体験で、一緒にバラ寿司づくり。

お代わりもたくさんして食べてくれました。食事中に先生の各家庭見回りもあり、先生にも食べていただきました。

 食事を終えてから、ほんの少しの時間ですが、地域の秋祭りの練習を見学してもらい、そのあと1時間ほどインタビューを受け、就寝。

翌朝、新聞に前日の単行見学の記事があることを教えると、大喜びでスマホで撮ってLINEで他の家庭の生徒に送っていました。生徒の半数程度がLINEをしているそうです。


朝食後、集合まで時間があったので、松本機業さんの撚糸工程と整経工程を見学、ちりめん製品に必要な糸撚りを学んでもらいました。

それぞれ別れて泊まっていた民泊家庭から、公民館前に集合して、離村式。
アッという間に終わってしまった民泊受け入れでした。

前日には、台風の影響を心配しましたが、心配するほどのこともなく、次の目的地、丹後ちりめんに深くゆかりのある禅定寺に向けて出発しました。

今回の民泊体験が、生徒たちが田舎を知る良い契機になってくれたなら幸いです。