今日、HMVに注文していたCDが配送されてきました。写真上のザンデルリンクのベートーヴェン交響曲全集は5枚組で、普通なら3000円前後(これでも昔のことを考えたら十分安い)ですが、期間限定で990円(実質は842円、1枚が168円))とびっくりするほど安かったので、すでに他にも多くの全集を持っているのですが、古きドイツの重厚な響きを期待して買ってしまいました。
また、テンシュテットは、昨年マーラーの交響曲全集を聴くまでは全く聴くことがなかった指揮者だったのですが、マーラーでその魅力を知り、また、アメリカやイギリスのアマゾンのレビューでの評価も高く、14枚のCDセットで2712円(実質は2305円、1枚が165円)とこれまた安かったので、熱く燃え上がる熱演を期待して買ってしまいました。
しかし、国内版のCDは相変わらず高いので、全く購入することはなくなり、聴きたいものができればネットで値段を比較しながら、アメリカかイギリスもしくは、国内の中古CDショップかオークションなどで購入しています。
かつてはCD1枚が3500円もしていた時があり、ベートーヴェンの交響曲全集に18000円も出したこともありましたが、最近では、嘘のような価格で購入しています。先日もあるCDをイギリスのショップに注文しましたが、送料込みで366円でした。しかし、日本国内ではその値段でどこにも売っていません。このように間に商社等が入ることなく直接輸入できれば安く買えるのですが、これだけ安く買えるようになってくると流通や為替など経済に関わる政策に根本的な問題があるとしか思えません。