フランスで農家民宿に泊まった時、小さいながらも有機農業で野菜を栽培しているので、農業をやってますと自己紹介したら、「君はagriculteur(アグリキュルトール)なのか?それともpaysan(ペイザン)か?」 と 質問されました。
意味は、企業的な農業経営者なのか?それともお百姓さんか?ということですが、フランスでは両者は明確に分けられているようで、僕がpaysanと答えると、笑顔で歓迎してくれました。
その後、フランスの農家を見学しましたが、agriculteurとpaysanは全く違う存在でした。数年前にシアトルの農家を見学した時も、農家といってもひとくくりにできないと感じました。
この新聞では、家族農業がイコール家族経営となっていて、北米でも中心的な存在は家族経営。販売額シェア93%とありますが、これって無理があるのではないでしょうか?
商店に例えるとよくわかると思います。
家族で営業している商店と、家族が経営陣の地域に大規模に展開するスーパーマーケットを、家族経営でひとくくり!
それに、家族で営業している商店も、家族だけで営業してる店から、人を雇ってオーナー的な営業までバラバラです。
家族で営業している商店と、家族が経営陣の地域に大規模に展開するスーパーマーケットを、家族経営でひとくくり!
それに、家族で営業している商店も、家族だけで営業してる店から、人を雇ってオーナー的な営業までバラバラです。
アメリカの家族経営と日本の家族農業とは違う。
似て非なるものをごっちゃにして議論すると、話がおかしな方向に行ってしまうように思います。
似て非なるものをごっちゃにして議論すると、話がおかしな方向に行ってしまうように思います。
家族経営の強化ということは、paysanは日本にいらないということだろうが、paysanなくしてagriculteurの強化はできないと思う。