(社)グローバル人材サポート浜松 代表理事 浜 永乃さんを講師に迎えて「持続可能な社会のための多文化間介護 ~多様性を生かした介護人材の育成について」の講演とワークショップ。
介護・看護労働者の獲得競争がグローバル化している世界の潮流と、日本が迎えようとしている超高齢化社会が「絆」だけで乗りきれないこと。持続可能な社会にするために外国人を受け入れ、「生活者としての外国人」への総合的対応策を進め、多文化共生の社会づくりを地域から推進しようという内容でした。
第2回は、介護就労を支援する日本語教育を通した現場の実態と、外国人が就労している介護施設が多様性を受け入れてクオリティの高い介護を提供している現実と、受け入れようとしない施設が先入観から拒否している現実。
日本人の初任者も外国人の初任者も最初はわからないことは同じであり、日本人同士でも関係性ができていないことが多いが、ちょっとした工夫で乗り越えられること。そして、ワークショップでは、人のつながり、お互いの気持の関係性をつくり、人の関係性を豊かにして、まちをもっと良くするための活動が多文化共生であることの気づきを共有しました。
多文化共生は外国人を相手に構える課題ではなく、身近な課題なのです。
まずは、みんなの関わりが強くなる地域づくりを目指します。