2012/08/05

丹後ディスククラブ第295回例会

昨夜は、我が家で丹後ディスククラブの例会がありました。丹後ディスククラブはクラシック音楽の愛好家の会で、ほぼ毎月1回土曜の夜、会員の自宅を会場にして例会をしています。

私も22年前から会員に加わっていますが、市議会議員になってからはなかなか例会に参加できずにいました。昨夜は6年ぶりの我が家での復帰例会でした。
雑談のなかで、昨夜が第295回の例会ということで、昭和62年から25年以上も丹後ディスククラブが続いていることに改めて驚きましたが、私のオーディオが22年前から同じであることなどの話もあり、時の経つのも早いことを感じました。

さて、昨夜の例会で取り上げたCDです。全てバロックの名曲です。
1曲目はヴィヴァルディの「調和の霊感」から、第6番 ヴァイオリン協奏曲イ短調 ピノック(指揮、HC) イングリッシュ・コンサート スタンデイジ(VN)  古楽器を使っていますが、響きは軟らかく、颯爽としています。

2曲目もヴィヴァルディです。コントラルト独唱の「スターバト・マーテル」RV621、この曲は深い悲しみに満ちたすばらしい作品で、昨夜も、初めて聴かれた方がほとんどでしたが、心にしみる音楽に感心されたようでした。ヴィヴァルディは声楽曲にも美しい曲を多く残しています。 アレッサンドリーニ(指揮) コンチェルト・イタリアーノ サラ・ミンガルト(コントラルト)

3曲目はロンドンでオリンピックが開催されていることにちなんで、ヘンデルの「王宮の花火の音楽」祝典音楽として著名な作品です。演奏はピノック(指揮、HC) イングリッシュ・コンサート です。

4曲目はバッハ チェンバロ協奏曲第1番ニ短調BWV1052 この曲は「のだめカンタービレ」でも使用されていた名曲です。演奏はピノック(チェンバロ・指揮) イングリッシュ・コンサート で、ピアノで演奏すると重くなってしまうのですが、チェンバロの繊細さを活かした早めのテンポで、ぐいぐいと聴かせるすばらしいものです。