2013/02/03

ヴェルディ ザ・グレート・オペラズ(35CD)

ことしは、イタリアの偉大な作曲家ジュゼッペ・ヴェルディの生誕200周年に当たります。

生誕200年を記念して、EMIからLimited Boxが発売されました。あまりヴェルディの熱心な聞き手ではないのですが、CD35枚のセットで予約の段階で実質3,623円と、演奏者の顔ぶれからすると破格の値段だったので、躊躇なく購入しました。

このセットはすでに高い評価を得ている録音が多く、ヴェルディの代表的なオペラは網羅され、カルロ・マリア・ジュリーニ指揮の「ドン・カルロ」、リッカルド・ムーティ指揮によるナブッコ」、「エルナーニ(Live)」、「アッティラ」、「マクベス」、「椿姫」、「シチリア島の夕べの祈り」、「仮面舞踏会」、「運命の力」。また、録音は古くモノラルですが、トゥリオ・セラフィンが指揮しマリア・カラスが歌う「リゴレット」、サンティーニ指揮の「シモン・ボッカネグラ」と、他にもメータ指揮の「アイーダ」、レヴァイン指揮の「ジョヴァンナ・ダルコ」、パッパーノ指揮の「トロヴァトーレ」、カラヤン指揮の「オテロ(新録)」、「ファルスタッフ(旧録)」が収録されています。

この内、「リゴレット」、「オテロ」、「ファルスタッフ」のCDが重複してしまいましたが、問題ではありません。

さて、あまり熱心な聞き手ではないと書きましたが、それでも初めて聴くのは、「エルナーニ」、「アッティラ」、「ジョヴァンナ・ダルコ」の3作品のみで、「マクベス」、「椿姫」、「リゴレット」、「アイーダ」、「トロヴァトーレ」、「ドン・カルロ」、「オテロ」は数種の演奏を聴いています。

また、ジュリーニとムーティの演奏についてはいつか聴きたいと思いながらも、オペラ全曲CDセットは高かったのでなかなか購入する機会がなかったのですが、今回とても安く手に入ってラッキーでした。

しばらく、ヴェルディを聴きながら本を読もうと思いますが・・・残念ながら、妻にはうるさいだけの音楽に聞こえるようで、モーツァルトやヘンデルのオペラのようにはいかないため、ボリュームを絞らざるをえず、ヴェルディの迫力は楽しめません。

(追記)
「ジョヴァンナ・ダルコ(ジャンヌ・ダルク)」はじめて聴きました。レヴァインのオペラ初録音ですが、ドミンゴ、カバリエなど歌手陣も良く、楽しめました。ヴェルディの初期作品もいいですね。

(追記2)ムーティのヴェルディは素晴らしい。これまで「アイーダ」はカラヤンだけでしたが、単発でムーティ(CD3枚組で1390円)も買ってしまいました。