2012/10/11

田舎暮らしの家「ここいろ」

10~11日と、農林漁家民泊推進セミナーの現地研修に参加し、福井県若狭町の田舎暮らしの家「ここいろ」で研修させていただきました。


「ここいろ」は、もとは陶芸家の家でしたが、空き家になっていたものを、活用されています。


玄関を入ると、里山カフェ・クラフトギャラリーになっていました。内装の壁はデザイナーの指導を受けて自分たちで塗られています。
古い家具や建具を加工して使ってうまく使ってあります。
ピザを焼く窯が手前にあり、奥には陶器を焼く窯がありますが、屋根がだいぶ傷んでいます。

「ここいろ」を立ち上げた女性6人グループのリーダー山内さんから、立ち上げの経緯やその後の運営状況についてお話を聴きました。
「ここいろ」は、還暦を過ぎた女性6人が、10年楽しもうとはじめられ、クラフト作りや人との出会いを楽しまれています。
はじめることは簡単で、続けることが大切だと話されていました。

笹寿司づくりの体験です。
夕食は、笹寿司に山菜、サバのへしこの大吟醸の酒かす漬けなど、若狭のものです。

「ここいろ」のある末野地区は粘土の宝庫であり、末野の粘土を使った末野焼きは1300年の歴史があります。陶芸家の杉井さんに手ほどきを受けて、陶器づくりの体験です。