風力発電は北ドイツとオーストリアでたくさん見かけましたが、南ドイツ、フライブルクでも風力が主役になろうとしています。
この風車はプロペラの直径は70mで発電能力は1.8メガワット、同時に6基が2003年に建設されています。501人の市民による420万ユーロの出資と880万ユーロの銀行借入で建設され、年間の発電量は約1600万kWhで5400世帯分の電力を供給しています。
これまで順調に発電できているので、現在、さらに大型の6メガワットの風車建設の計画が進められていて、風力発電の技術が向上していることもよくわかりました。
それにしても、わずか2年早いだけの京丹後市の太鼓山風力発電所はコンサルの風向調査がずさんだったので失敗したと聴いていますが、こうして成功事例を見るととても残念でたまりません。
たまたま見かけた風向調査は、想定されている風車のプロペラの高さでされていました。同じように風向調査がされていれば・・・
この風車を見に行った時は残念ながら無風で、累計発電量だけ見ることができました。