2014/02/17

大雪とPM2.5

関東の大雪は中国大陸から偏西風に乗ったPM2.5が影響しているのではないだろうか?

1月の日経の記事に、太陽活動が弱まると、磁場シールド効果が弱まり、宇宙線と衝突した大気汚染物質が雲のもととなる核をつくりやすくなり、大量の雲が発生する。そして、雲によって太陽光が反射してしまうので、地表の気温が下がると書かれていた。

2012年から2013年にかけて、増えるはずの太陽の黒点が減り、太陽活動の異常な低下が続いているそうだから、PM2.5が核となって雲をつくりやすくなっていると考えてもおかしくないように思う。

過去を見ても、1645年から1715年にかけての70年間、太陽の活動が著しく低下し、気候が大きく寒冷化したことが知られている。

ヨーロッパ・アルプスでは氷河が前進して村が飲み込まれ、ロンドンでは冬季にテムズ川が凍結し、人が歩けるほどの厚みに氷が張ったという記録が残っていて、この寒冷化により世界各地で飢饉が起き、欧州ではペストの流行で多数の死者が出ている。

太陽観測のデータから、地球の気候が寒冷化するという予測がある。そうならば温暖化どころの騒ぎではなくなるように思う。

そうでなくても、中国のPM2.5が、汚染物質混じりの雨と雪を日本に大量にもたらす可能性はある。

太陽活動が活発になり、そうならないことを期待しよう。