7~8日と、長浜市で開催されたチョウチョの会(内発的に自治体改革を進めることを目指して活動している滋賀県内の自治体職員有志のネットワーク)8周年記念イベント「地域がつながる『ものがたり』~自給自足のまちづくり~」に参加しました。
この2日間はチョウチョの会のみなさまにたいへんお世話になりました。ありがとうございました。
さて、7日は、最初に立命館大学の山口洋典準教授の基調講演があり、次にリレートーク(①過疎地域のまちづくり、②商店街のまちづくり、③大学と連携のまちづくり、④福祉のあるまちづくり)がおこなわれ、最後に分科会を4つに分かれて行い、私は、過疎地域のまちづくりに参加しました。終了後、交流会と夜なべ談義にも参加させていただきました。
基調講演では、山口準教授が「地域のつながりをデザインへ」という演題で話されたので、リレートークでの4つのまちづくりのつながりを分科会で重層的に考えて議論するのかと思いましたが、それぞれを掘り下げるものでした。人口減少と高齢化が進む環境で、つながりを活かすことによって減少の速度を遅らせることはできますが、さらに過疎地の将来ビジョンが必要です。
また、参加させていただいた夜の交流会と夜なべ談義も盛り上がり、きょうは寝不足です。
そして、きょうは、長浜市黒壁スクエアをフィールドワークでした。はじめに、長浜市曳山博物館において、黒壁の設立にかかわられ、まちづくりの先駆者である笹原司朗さんから、お話お伺いました。
昭和62年に取り壊しが決まった黒壁銀行を保存のために買い取り、第3セクターで活用を始めてから、長浜市の中心市街地の活性化はスタートしています。
12年前にも笹原司朗さんから、黒壁の話を伺いました。長浜活性化の中核となり活動されていましたが、、その後大病を患われて黒壁からは退社されています。それとともに長浜中心部のまちづくりは笹原さんの理念からは少しずつ変わってきているようです。
12年前にも西田天香の教えは話されていたと思いますが、すっかり忘れていました。○○らしさという固定観念で考えてはいけないのですが、ついつい流されています。
以下の写真は、きょう(8日)の黒壁周辺の写真です。
民家を改装したホテルです。
大通寺の門前町。
夏中さんで賑わう商店街。