農山村地域次世代リーダー育てるプロジェクトの公開プログラム「創造的過疎って何ですか?」講師「NPO法人グリーンバレー理事長大南信也さん」に参加。
徳島県神山町は1955年には人口21,000人だったが、今は6000人で高齢化率が46.4%のまち。
神山町の地域活性化は、人口が減少していく未来を見据えながら、適切な将来目標を設定して、物事を肯定的に考えてポジティブに過疎化させていくほかないと考えられて取り組まれている。
人口の社会減をなくしたとしても、すでに高齢化が進んでいるまちでは、人口の自然減は避けらず、人口減少は否定できない。できるのは、人口減少を緩やかにしていく目標設定と具体的な取り組みだ。
また、仕事のないまちに若者を呼び込もうと思うと、起業してもらう以外に道がないから、起業する若者を受け入れるスキームをつくっておられるが、それは行政がかかわっていないからできることでもある。
おおやけの縛りは、若者の立場に立った融通をつけることができず、前に進まない。
民の取り組みとそれを支えるあり方について納得させられました。