第2次大戦の終戦の日。
ヨーロッパでは、連合軍もドイツも終戦の日は降伏文書に調印され
一方、太平洋では、降伏文書が調印されたのは9月2日で、米・英
資料を見ると、8月15日で戦争は終結していません。
1945年8月15日正午に「 玉音放送」が公にされると、大本営は、陸軍部隊に対して大陸命第
大陸命第一三八一号
命令
一、大本営ノ企図スル所ハ八月十四日詔書ノ主旨ヲ完遂スルニ在リ
ニ各車軍別二命令スル迄各々現任務ヲ続行スヘシ
但シ積極進攻作戦ヲ中止スヘシ
この命令は全面的な停戦命令ではないことは明らかで、海軍部隊に
大本営は統帥権の独立を貫き、日本本土( 北海道は除く)を作戦地域としている第一・ 第二・ 航空総軍には、8月22日零時をもって「一 切ノ武力行使ヲ停止」するように命じ、第一・ 第二・ 航空総軍以外の外地と北海道の作戦軍にたいしては、22日に大陸命第一三八八号が発令され、それらの部隊は、8月25日零時をもっての全面的停戦に移行することが命じられましたが、その際に中国に展開する支那派遣軍(対ソ連戦闘部隊ではありません)に対してのみ例外が認められています。
そして、9月2日、降伏文書調印後に大本営は、大陸命特第一号と
大陸命特第一号
命令
( 一 )敵対行為ヲ直チニ終止シ武装ヲ解除シ且現態勢ノ変更ヲ中止ス
( 二)兵器及装備ヲ関係聯合国指揮官ノ指定スル時期及場所二於テ現
( 五)一切ノ兵器、弾薬及戦争用具ノ製造拉分配ヲ直チニ終止ス
中国大陸や北方戦線では命令で8月末までは戦闘が続いており、そ
8月15日は、戦闘は終結していません。しかし、玉音放送により