2013/03/14

太鼓山風車落下

計画通りの発電ができていないだけでなく、落雷に夜故障などもあって赤字が続き、一部の風車を撤去することも検討されていた太鼓山で、風車が落下しました。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130313-00000592-san-soci&1363184101

昨年の「復興人材育成塾」の「再生可能エネルギー導入失敗事例」の講義で、太鼓山風力発電が風況調査を含め、しょうもない失敗事例として報告されていました。

「補助金で、建てることのみが優先されていたからこんなことになる。」と講師は批判していましたが、コンサルの風向調査がずさんであったため、風向に対して風車の並びが悪く、風車が隣の風車の影響を受けてしまうことや、避雷針が設置されていなかったことなどの指摘がありました。

新聞では金属疲労が原因かと書かれていますが、風況調査がずさんであったことは確かなようなので、風車が太鼓山で発生が予想される強風や風の乱れなどに対応した適切な強度を有する風車であったのか疑問があります。