10日の夕方から20日までは、妻と旅行に出ていました。妻にとっては新婚旅行以来29年ぶりに飛行機に乗っての旅行でした。
(ベネチアでゴンドラに乗ったときの写真です。)
今回旅行先にイタリアを選んだのは妻ですが、ずっと以前にロバート・パットナムの「哲学する民主主義」を読んでから、制度とソーシャル・キャピタルの関係をこの目で見てみたいと考えていたので、勉強にもなると考えていました。(イタリア旅行のことも含めて具体的には別に書きます。)
また、認知症の義父母がいるので、介護の留守番が必要でしたが、娘婿の理解もあり育休中の娘と学生の息子が引き受けてくれました。(娘は孫と一緒に東京から帰ってきました。)
20日には、孫が這い這いで出迎えてくれましたが、次の日の仕事のことも考えてショートスティを利用していた義父が深夜に高熱を出し、救急車で搬送され入院したためドタバタしました。
病院で義父は急性胆炎と診断され、手術で胆のうと胆管を摘出することになったのですが、認知症のため入院していても精神的に安定することがなく、23日にはいったん退院しました。
しかし、まだ抗生物質の投与による炎症を抑える治療しか受けていないため、27日には再入院して、その後は入退院を短期で繰り返しながら必要な手術をしていくことになります。
ただ、義父は自宅にいても自分が病気だということが理解できないため、安静にさせておくことが難しく家族を困らせています(本当は入院が必要なのですから、義父がことが分かれば病院も帰ってくれともいわないし、医師や看護士からでも通じないものは家族ならなおさら通じません。)