地域づくりマガジン「かがり火」が送られてきました。
「かがり火」という雑誌に出合ったのは、大宮町議会議員の一期目の2000年でした。地域づくりの活動をするなかで議員に推された経緯もあったので、各地の地域づくりを学ぶために定期購読を始め、支局長にもなりました。
しかし、市議会議員になってからは、議会改革など率先して取り組まなければならないことや、各地域のイベントなどの日常活動が多く、肝心な地域づくりにかかわる時間が少なくなっていました。
その間、「かがり火」が雑誌の発刊を継続することが厳しい状況となり、一時休刊になったりもしましたが、菅原さんや地域づくりを支える熱心な読者のみなさんの応援により、今日も発刊され続けています。
今回の「かがり火」の表紙を見て役重さんの寄稿に目がとまりました。役重さんについては「ヨメより先に牛が来た」を読んでいたので知っていました。
役重さんの本を読んだのも2000年の暮れであったと思います。2001年のNHK正月ドラマにもなっていますが、「かがり火」への寄稿「帰りなんいざ、わが故郷へ」を読んだところ、まだ45歳の役重さんが、震災後の応急対応などの激務で倒れられ、今年の3月に体力の問題で退職されています。
役重さんの寄稿文での合併後の退職までの思いや、今後の活動についての思いを読んでいると、自分自身の初心についても考えさせられました。結局それが、市長選出馬への思いともつながっているのですが、もう少しじっくり考える必要も感じました。
「かがり火」とともに、12年を振り返ってみたいと思います。