2012/08/09

友だち地獄―「空気を読む」世代のサバイバル

きょうは、秋祭りの話や自民党大宮町支部の役員会と明日の準備で1日が終わりました。

さて、最近読んだ本を紹介します。


友だち地獄―「空気を読む」サバイバル ~重たい内容です。

いじめの被害に遭う生徒は気まぐれに次から次へと転じていき、固定化されることはむしろまれであるという。だから、被害に遭わないためには、友達との衝突が起こらないように繊細な気配りをしなければならない。


その息苦しさを中学生が川柳にしています。
「教室は たとえて言えば 地雷原」

また、教師が生徒に友達感覚で接する「なれあい型」の学級の方が、教師がきびしく指導する「管理型」よりもいじめが発生しやすいことがデータとして得られているのに、現状は「管理型」が減少し、「なれあい型」が倍増しており、憂慮すべき状況となっています。

今いじめの状態やいじめの変遷を知るには参考になる本でした。