産経新聞 12月30日(日)18時56分配信
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平成24年は「いじめ」が事件になった年に(写真:産経新聞) |
学校に踏み込んだ「警察力」いじめは次々と「事件」になった
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121230-00000537-san-soci
記事を読んでいて思い出した。
かつて、いじめの本場ともいわれていたノルウェーの女性大学教授が、日本各地の学校を視察した後、「日本での学校でのいじめは、ノルウェーに比べればあまり深刻でも、大した問題でもない」と感想を述べた。
この感想を聞いて、「しかし最近では傷害・恐喝などの重大な事件も発生しているのですが?」と、反論されると、彼女は「それはいじめではなく犯罪でしょう?」と答えた。
続けて、「ノルウェーでは個別にモラルの問題なのか、あるいは犯罪や精神病理学的な問題なのか、原因の究明がなされて必要で適切な対応がなされるが、日本では原因究明をせずに、校長先生が朝礼で友達の大切さや命の大切さなどについての精神的な訓話をするだけ。」と指摘していた。
心の教育や教員研修ではなく、ノルウェーのようにいじめの兆候があれば早い段階で対処し、原因の究明と適切な対応を行うこと。それができていれば・・・