2012/09/12

第26回パンプキンフェスティバル

9月9日は朝7時から旧常吉村営百貨店で、パンプキンフェスティバルのお手伝い。

我がパンプキンはうどんこ病のためお盆過ぎに枯れてしまい、その後乾燥してどんどん軽くなりました。

 7時からうどんと野菜てんぷら、新米おにぎりの準備です。

 旧店舗内は商品がなくなり広々としています。フリーマーケットで骨とう品も販売されていました。

9時、パンプキンフェスティバルがスタート、お客さんが来はじめました。

カボチャが次々に持ち込まれてきます。

バスで収穫体験の子どもたちもやってきました。収穫体験とともにカエルやザリガニなどに大喜び。でも、さすがにサッカークラブと野球クラブの子どもたち、統率がとれています。



 持ち込まれたジャンボカボチャ。今年は小ぶりなものが多いようです。
 三河内幼稚園のカボチャは二階建てバスに乗って登場です。

種飛ばし大会です。

 地元野菜売り場。私はそうめんカボチャを出しました。そうめんカボチャは最近テレビで取り上げられたらしく、30個以上売れました。

 ジャンボカボチャ表彰式 優勝田中さん。

午後2時過ぎに全ての日程を終え、第26回パンプキンフェスティバルは終了しました。

2012/09/11

京大フェス2012「講演と交流のワンダーランド」

9月8日は息子からの誘いもあり、京大フェス2012「講演と交流のワンダーランド」に参加しました。12時に始まり19時過ぎまで講演が続き、その後大交流会という盛沢山な内容でした。
多彩な講師陣で知的刺激と出会いがありました。

セッション1 「新しい挑戦だけが、世の中を変える」

 トップバッターはMOVIDA JAPAN株式会社 代表取締役社長兼CEO 孫泰蔵氏。
ガラパゴスにならないために英語で考えること、自分の頭の中だけで完結しないこと。
「一隅を照らすもの、これ国の宝なり。(人間の社会的義務)」

 コネクトフリー株式会社 代表取締役総合開発責任者兼CEO クリストファー・テイト氏。
5歳からプログラミング、10代から事業家で18歳から日本へ。ガラパゴスといわれている日本の携帯の可能性を新たなサービスとともに切り開く。

 Egg FORWARD,Inc.代表 徳谷 智史氏。
可能性を引き出すビジネス×心理のプロフェッショナルとして活躍。
人はやっておけばよかったとあとで後悔する。変化の中にしか情熱はない。大事なのは最初の一歩。自分に近い人は自分の分身でもある。イエスマンを周りにそろえてはいけない。

 世界銀行 財務局駐日代表 有馬 良行氏。発展途上国へのお金の調達から見えること。
大きな枠組みを考えながら取り組むこと。改革が必要でない社会は存在しない。
意識していないと大切なことも過ぎ去ってしまう。


セッション2 「次はこうなる!時代を変えるヒント」

作家、評論家 岡田 斗司夫氏。(オタキング代表)
成功には理由がない。しかし失敗には理由がある。失敗する理由を遠ざけることと運があることが成功となる。頭がいいと思い通りにならないこともよくわかり、動機づけができない。ばかになること、低レベルで止めること。 ~岡田さん面白い。

 ノンスケール株式会社ゼネラルマネージャー 小林 毅氏。
視野を広くアジアを見る。海外でのプロジェクトマネジメントの実際。


セッション3 「OBプレゼンテーション」

 日本マクドナルド株式会社 フィールドオペレーション本部 セントラルジャパンディストリクトマネージャー 広瀬 健一氏。

 大阪国際大学講師 久野 潤氏。 歴史勉強塾(れきべん)を開催し人気を誇る。
~久野さん面白い。「れきべん」を一度聴いてみたい。

TechnoProducer株式会社 取締役 楠浦 崇央氏。 
発明家として活動する傍ら発明塾を主宰。 ~いかにもらしい話振りでした。

株式会社フジテレコンテンツ事業局デジタルコンテンツ事業部 東中川 遼太氏。
~ごめんなさい。テレビにはほとんど興味がないもので・・・・・

株式会社坂ノ途中 代表取締役 小野 邦彦氏
有機野菜の新しい世界を開拓。オーガニックの分野では日本は立ち遅れているが、有機無農薬の野菜の輸出やウガンダでのゴマの契約栽培に取り組んでいる。(ウガンダでは化学肥料と農薬により土壌が悪化している。)


特別プレゼンテーション

NPO法人Homedoor 代表理事 川口 加奈さん。
14歳でホームレス問題に出会い、19歳でHomedoorを設立。放置自転車の問題とホームレスの雇用創出をつなげた「ハブチャリ事業」。~ただただ頭が下がる。事業の可能性は環境や交通などの問題解決にもつながる。縦割り行政の弊害を打破して、必要な事業として広げていってもらいたい。


セッション4 「受けてみたい、京大白熱授業!」


京都大学 産官学連携本部 イノベーションマネジメントサイエンス研究部門 
   客員準教授 瀧本 哲史氏。 「僕は君たちに武器を配りたい」等の著者
マシンガントークでとても早いが面白い。視点もまっすぐで歯に衣着せぬもの。人気があるのも納得。思想の転換は世代交代により起こる。

英国ケンブリッジ ニーダム研究所 客員研究員 北川 智子さん。
2009年からハーバード大学で中世日本史クラスの講師を担当され、その経験を著書「ハーバード白熱日本史教室」に書かれている。 ~すばらしい。

大交流会

2012/09/07

欧州のエネルギー自立地域

エネルギー続きです。2年前、カールスルーエ市で再生可能エネルギーについて研修を受けました。

 カールスルーエ市では、ゴミを焼却するのではなく、ゴミ(生ゴミなど)を平地に積み上げて人工の丘をつくっていました。
 積み上げたゴミからはメタンガスが発生します。このメタンガスをポンプで集めて発電に利用しています。
 この丘へは2006年までごみが持ち込まれ、そこから出るメタンガスだけで約10,000人が使用する電力量に相当する電力が生み出されています。
 ゴミの山にカバーがされて、メタンガスを集めるポンプが設置されています。

 また、カールスルーエ市では、ゴミの丘でメタンガスによる発電だけでなく風力発電も同時に行っていました。
ドイツでは、この方式によるメタンガス発電と、生ごみプラントによるメタンガス発電で、毎年10GWHの発電量と排熱のコージェネレーションを確保していますが、日本では、ゴミをエネルギーを使って焼却しています。ゴミからエネルギーを生み出すのと、エネルギーを使って処理するのでは大きな違いです。(同じ苦しい戦争を経験した国でありながら、日本には資源が少ない国としての自覚が足りません。)


ここから本のことを書きます。「欧州のエネルギー自立地域」、滝川薫編著です。

日本は森林面積が66%ですが、ドイツは30%で、農地面積は日本の4倍もあります。農地面積が広く畜産も盛んなことから、畜産由来と木質のバイオマス発電とコジェネレーションも活発です。

この本を読むと、再生可能エネルギーにおいてバイオマス由来の発電・コジェネレーションの重要性がわかります。

デンマークでは5,036基の風力発電機が稼働し、ポテンシャルの高い洋上風力発電を推進していますが、それでもバイオマスが3倍のエネルギーを生み出しています。

また、土地によっては、小水力・マイクロ水力・小用水ダムなどが推進されており、スイスでは総発電量の56.5%を、イタリアでは15.3%を水力が担っています。

そして、地熱利用も進んでいますが、太陽光発電については、低収入層では単に電力料金が値上げされた経済負担だけがあるため、固定価格買い取り制度が経済格差をますます拡大させる悪法という批判が生まれています。

この本もエネルギーに関心のある方は読まれるべきだと思います。


引き続き、エネルギー関係の2冊の本を読みましたが、「地域分散エネルギーと地域主体の形成」は、エネルギーの問題を使った地域主体の形成が主題の本、「小水力発電を地域の力で」は、実際に活用するための本でした。


2012/09/06

エネルギー論争の盲点

「自然エネルギーの可能性と限界」に続いて「エネルギー論争の盲点」を読みました。著者は石井彰さんです。

著者は第1章で、電力として消費しているエネルギーが日本で25%であること、そのことを頭において考えないと、電気だけの部分最適に陥ってしまい、全体最適を失うことを指摘しています。

そして続く第2章も含め、エネルギーの歴史と人口の増加に触れ、70億人の生活がエネルギーの大量消費から成り立っており、エネルギーの高消費なくしては維持不能であることを冷静に訴えています。

第3章では、これまでのエネルギー論争が虚飾にまみれたものであったものとして否定しています。

化石燃料はあと数100年持つなかで、枯渇の議論ではなく環境負荷の面からの議論が必要であること。火力発電がCO2排出において悪者にされているが、古いものを複合発電方式にリニューアルすれば1,5倍発電効率が上がりCO2排出量が劇的に減ること。日本の火力発電所の効率が非常に悪いことが無視されていること。(原子力に力を入れてきたので、火力への技術革新が遅れていた。)原子力発電は膨大なコストがかかること。太陽光がドイツで利用されていることが紹介されているが、実情を無視した報道であり、日本では実用的ではないこと。詳しくは本を読んでいただきたいですが、著者の主張は明確です。
 
第4章では、日本が原子力を推進したために天然ガス後進国であることを資料で示し、天然ガスの利用の可能性を述べ、最後の第5章で、省エネの余地とコジェネレーションや火力発電のリニューアルと再生可能エネルギーの組み合わせによる原発脱却への手法と安全保障が述べられています。

この本と、「自然エネルギーの可能性と限界」を読んで、なぜドイツが脱原発の代替エネルギーとして天然ガスによる発電に力を入れているのか、その理由が良くわかりました。
この本もエネルギーに関心のある方にお勧めです。


自然エネルギーの可能性と限界

「欧州のエネルギーシフト」を読んだ後、エネルギーについてさらに知りたいとの思いから買った本のうちの1冊。

「自然エネルギーの可能性と限界」、著者は石川憲二さんです。

まず著者は新エネルギー法により提示された「新エネルギー」に首をひねっています。新エネルギー法は改正を重ねていますが、「新」に拘っているため再生可能エネルギー全般に及んでおらず、枯渇していく化石燃料を代替していく具体的なプランも示されておらず、日本のエネルギー政策の目標は見えていません。

風力と太陽光に期待が集まっていますが、ヨーロッパのように風速が安定している平地や海上での発電が向いていますが、日本では地形上建設に適した、遠浅で杭を打てる岩盤が下にある海岸は少なく、また、風力には風切り音や低周波音による騒音問題があるため、人里離れた山上がありますが、コストが高く付くのと、風が安定せず暴風や突風の危険性が海上よりも高いことから、向いていません。

また、風車の定格出力が3000キロワットとしても、発電効率は平均20%に過ぎず、発電用風車の寿命が20~30年であることから、実用的ではないとしています。

つぎに、太陽光発電ですが、現状の日本での発電効率は12%です。日本の日照時間は年間1600~2400時間で、3600時間を超える砂漠地帯や日本の1,5倍の南欧などと比べるまでもなく、あまり有利ではありません。

技術開発に期待する方も多いですが、製品コストを下げると発電効率も下がるのが現状のようです。

著者は風力と太陽光には否定的でしたが、水力と地熱は日本に有利だとしています。

水力では、まだ1,5倍まで開発が可能であること、ミニ水力やマイクロ水力が未利用に近いことから大いに期待が持てるとしています。また、地熱についても、フィリピンにも技術面で追い抜かれており、エネルギーのプロの間では、火力や原子力に匹敵するだけの規模を持つエネルギー源になりうる地熱の利用を優先した方が良いとの意見が多いと紹介しています。(政治家が風力と太陽光に力を入れるのは、利権と献金なんでしょうね。)

つぎに、、補助金と買い取り制度の問題を指摘し、また、古くなった火力発電所と水力発電所の設備をリニューアルし、発電効率を上げることの方が送電設備も既存のものがそのまま使えるので時間とコストはかからず、現実的な選択だとしています。

そして最後に、戦略なき政策では全体最適は実現できないと締めくくっています。

可能性と限界がわかりやすく書かれており、読みやすい本でした。エネルギーに関心のある方に推薦します。

2012/09/05

村の遊び日

きょうは3冊の本を読んでいます。1冊目は読みかけで置いてあった本です。
「村の遊び日」、著者は古川貞夫さんです。

私が学校で習った日本史はゆがんだものでした。長い間、江戸時代の農民は圧政に苦しみ、休むことなく農作業に従事させられ、悲惨であったと思いこんでいました。

そして、「女工哀史」などからも、休みなく働かされるのが当たり前だったのだろうと思っていましたが、江戸時代はどうもそうではなかったらしいということが、いろいろな本を読むなかで分かってきました。

明治政府による中央集権体制が大きく日本を変えています。富国強兵のために犠牲になったことがあまりにも多いのではないか。最近はそう思ってもいます。

さて、本の話に入ります。私の思い込みのなかでは、江戸時代は盆、正月ぐらいしか休みがないと思っていましたが、江戸時代、幕藩体制下では、民衆の休日を一律に規制していません。

著者は、日本各地の古文書から、当時の休日とその食事を調査しています。

17世紀の後半には、村によって差がありますが、年間20日から30日以内の遊び日(休日)が一般的であったようです。

その後、遊び日は農業生産力の増加とともに増えていきます。休日を決めるのは村の自治の範囲であり、若者組が村役人を説得し増えていきますが、領主からは増えすぎないように規制もはたらきます。

しかし、規制に対しては祭礼を工夫したりして、実質的には休みは増加していきます。

驚くことに、仙台藩の1805年の休日規制令では、「全休」の公認休日が80日に達しており、これ以外に「半日」の休日が存在し、藩領の休日実態はこの規制を上回り、年間休日が100日に達した事例が少なくなかったようです。

しかし、国内での地域差が大きく、少ないところは年間30日台であったようですが、これに天候などによる労働不能日を加えると、それなりにかなりの日数が休みであったようです。

しかし、明治維新後に休日は激減します。祝祭日は盆、正月以外はほとんど無くなっています。戦後になってようやく変わり始めていますが、江戸時代からも遅れています。

日本車のステータスは?②(イタリア旅行雑感その2)

「日本車のステータスは?(イタリア旅行雑感その1)」に、大切なことを書き忘れていたので、②として書きます。


2年前にロンドンに行った際、右ハンドル左側通行なので、国際免許を取ったらレンタカーを借りて簡単に運転できると思い、現地通訳の方に聴いたら、「でもオートマチック車はありませんよ。ほとんどがマニュアル(ミッション)車です。」と聞いて驚きました。

当時、アメリカでは、トヨタ車の急発進によるバッシングが厳しく、ヨーロッパでも同じようにオートマチックが普及していると勝手に思い込んでいたのですが、事実は全く違いました。

今回のイタリアでも、自動車はマニュアル(ミッション)車が大勢を占めているとのことでした。

日本にいると、オートマチック車は運転が簡単で楽でいいから普及して当たり前と思ってしまうのですが、ロンドンでは、「車の運転をして楽しむには、マニュアル(ミッション)車でギア操作をするのが当たり前です。オートマチック車なんて運転が下手な人が乗る車です。アメリカでオートマチック車が売れているとしたら、きっと運転が下手なんでしょう。」という話も聞きました。

マニュアル(ミッション)車の方が余分なものがないから安くできて故障も少ないでしょうし、アクセルとブレーキの踏み間違いもなく、合理的な選択なのかもしれません。

この考え方からは、日本車は合理的ではない発想(簡易さの追求)が根本にあるので、ヨーロッパではアメリカほどのシェアを持てないのかもしれません。

そういえば、フィンランドで日本のシャッター通り商店街の話をした時も、「地域で買い物ができなくなったら、生活が不便になってしまうし、地域の魅力も低下してしまう。少々高くても地域を守るためには地域で買い物するのが当たり前だ」と、私の言っていることが理解できないという顔をされ、介護の現場で日本の寝たきり老人の話をした時も、そんなことが起こることが理解できないようで、日本との文化の違いを痛切に感じました。

2012/09/04

人に必要とされる会社をつくる

村上龍氏の推薦であることと、書評も良かったので買いました。「人に必要とされる会社をつくる」、著者は松浦信男さんです。

この本は読みやすく、内容もあって、あっという間に読み終わりました。

阪神・淡路大震災で被災し、会社を再開するために活動するなかで、
「必要とされていない会社」である現実にがく然とします。

そこであきらめることなく、著者は再建のために工夫し、
「人に必要とされる会社をつくる」ことを追及しています。

本当に強い会社になるためには、どうすれば社員が働きやすいかを追及し、
それは効率を求めることではなく、働きがいや生きがいを生む仕組みづくりなど、
社員に必要とされる会社づくりでもあり、
社員を育てる会社づくりでもあります。

読めば元気がもらえる、とても前向きな本でした。

欧州のエネルギーシフト

先日の自治体学会のテーマは、「地域から創る日本の自治」でした。広島県の湯﨑知事が基調講演「多様性から活力を生み出す国づくり」のなかで、国際社会での多様性についてデータで示され、多極化と一国多制度における持続的な活力を事例に、日本がこれから目指すべきは「広域自治体の連合体による多極・多様化国家」と主張されていたことはすでに書きました。

分野的な違いはありますが、脇坂紀行氏が著書「欧州のエネルギーシフト」で中央集権型か小規模分散型か、それぞれの国の制度が違うなかで、現場を歩いて本にまとめています。
2012年4月現在、欧州では133基の原発が稼働中であり、建設中が4基あります。

原発廃止を決めたドイツや、原発がないオーストリア、デンマークなどはむしろ少数派であり、その国が置かれた歴史や国民性、地政学的要因により、各国のエネルギー政策は驚くほど違います。

イギリス政府では北海油田の枯渇が迫っており、2020年までに再生可能エネルギーの比率を15%とする計画を立てていますが、スコットランド自治政府は独自に2020年に域内(人口520万人)消費電力を100%再生可能エネルギーで賄う計画を立てています。

スコットランドは、風況に恵まれ、洋上風力発電の潜在力が欧州全体の4分の1もありますが、フィンランドでは木材バイオマス以外の太陽光も風力も水力も期待できず、ロシアから化石燃料だけでなく電力も20%輸入しているなかでは、国策として新たに原発が建設されています。

ドイツでは、原発廃止にともなう電力不足を補うため、天然ガスによる火力発電の増設をメインに、再生可能エネルギーの拡充を図るとしていますが、植物からつくるバイオ燃料については自然破壊や食糧不足を起こすとして過大評価はしていません。そして、同時に強制的な電力使用制限を行わないことや、電気料金を安易に値上げをしないこととしています。

また、ドイツは連邦制国家であり、州政府の権限が強いため州によってエネルギー政策・電力自由化の取り組みは大きく違います。

あとは省略しますが、日本も、地域独自のエネルギー政策を進める分散型が望ましいと思います。

2012/09/03

日本車のステータスは?(イタリア旅行雑感その1)

ミラノ空港は通路の壁面に韓国企業の広告があふれていました。

2年前、フランクフルトに行った時も、ヒュンダイの大きな看板に圧倒されましたが、サムスンにLGと、それに中国企業も加わって、日本企業の影が薄くなっているのを実感しました。

また、空港で最初に目に止まった自動車のエンブレムがヒュンダイだったので、バスに乗っている時も、どこのメーカーの自動車が多いかも気に留めながら見ていました。

幸いイタリアは路上駐車の国(ヨーロッパ共通)であり、歩いているときも 車は自然に目に入ります。

ヒュンダイのほかにも ルノー、シトロエン、アウディ、フィアット、アルファロメオ、プジョー、BMW、ベンツ、フォード、ホンダ、オペル、GM、シボレー、ミツビシ、トヨタ、ボルボ、フォルクスワーゲンなどなど、およそすべてのメーカーの車を見ました。(残念ながらレクサスは見ていません。)
 日本では、それほど外車を見ません。ですが、イタリアもそうでしたが、他のヨーロッパの国でも他国の車の比率は高く、バラエティに富んでいます。

しかし、バラエティに富んでいるといっても、 イタリアのメーカーであるフィアットの車が一番多く(といっても2割ぐらい)、次ぎにはドイツ車が続き、フォードやルノーやシトロエン、そのあとにヒュンダイ、日本車が続きます。

また、高級車ではベンツが筆頭で、その分野では日本車の存在感は感じられなかったのが残念でした。


 2年前、フランクフルトに行ったときも、車は注意して見ていました。

フランクフルトは日が長かったので、 夕食が終わった跡なども日が沈むまでに、ホテルの周りを1時間ぐらい散歩することができ、街並みを見ながら路上駐車の車なども見ていました。

フランクフルトでは、半分以上がドイツ車(VW、BMW、アウディ、ベンツ)で、フォード、ルノー、フィアットが続き、日本車は全てのメーカー合わせて1割もなかったと思います。


同じく2年前、ロンドンでもドイツ車の割合が高く、次にはフォードが多かったと思います。
日本車はフランクフルトより少しは多かったですが、日本での報道やイギリスに日本メーカーの工場が集中していることから思い描いていたほどではなく、また、高級車は圧倒的にベンツが多く、レクサスは数台見かけた程度でした。

2年前のまだ円安であった頃、日本車は円安によって売れていて、そして、今は円高だから売れていないのか?

イギリスを中心に製造されているヨーロッパ製の日本車は、通貨の影響よりも、景気の影響を受けていると思いましたが、日本車も韓国車も車のステータスは高くはないようで、イギリスは日本と同じ右ハンドル左側通行ですが、ロンドンの高級住宅街では右ハンドルのベンツなどのドイツ製の高級車を多く見かけました。

やはり、百聞は一見に如かずです。今後円安になっても、日本車がシェアを広げて飛ぶように売れることはないと思いました。


しかし、イタリアだけでなく同じ右ハンドル左側通行のイギリスの道路に比べても、日本の道路ではほとんど日本車しか走っていないのは、市場が閉鎖的なのだろうか?