村上龍氏の推薦であることと、書評も良かったので買いました。「人に必要とされる会社をつくる」、著者は松浦信男さんです。
この本は読みやすく、内容もあって、あっという間に読み終わりました。
阪神・淡路大震災で被災し、会社を再開するために活動するなかで、
「必要とされていない会社」である現実にがく然とします。
そこであきらめることなく、著者は再建のために工夫し、
「人に必要とされる会社をつくる」ことを追及しています。
本当に強い会社になるためには、どうすれば社員が働きやすいかを追及し、
それは効率を求めることではなく、働きがいや生きがいを生む仕組みづくりなど、
社員に必要とされる会社づくりでもあり、
社員を育てる会社づくりでもあります。
読めば元気がもらえる、とても前向きな本でした。