2013/01/22

働き方革命

駒崎弘樹著「働き方革命」、以前、著者が書いた「社会を変えるを仕事にする」を読んでいたので(電車の中で読んだ本)、本のタイトルにはあまり興味がなかったのですが、駒崎氏が何を書いているのかが気になって読みました。

私も若い頃は朝6時から夜の12時まで、がむしゃらに働いていました。

今になって、そこまでがむしゃらに働かずに、もっと子どもたちと遊べばよかったとか、仕事以外のことも取り組めばよかったかなと思うことがあります。私はそんなにひどくはなかったと思いますが、世の中には、がむしゃらに働くなかで、家族やパートナーとの時間を犠牲にしたり、肉体的にも精神的にも自分の健康を犠牲にする事例も多く、駒崎氏は、働き方への問題提起をしています。

この本は、まさに人生を仕事本位に考えた長時間労働から、「働き方の革命」を自らに課し、「仕事もプライベートも統合し一つのプロジェクトとして捉える」ことで、仕事と生活をより有意義に成り立たせること、「何のために働くのか?」をしっかり考えて、効率的に働くことを提言しています。