2013/06/21

京丹後市の人口推計から考える

人口推計の課題を調べていて気づいたことです。

人口推計は5年毎の国勢調査による修正されています。

京丹後市では、平成22年の人口が、平成17年の調査に基づく推計人口より減少しています。0~4才児で205人減少、転出が多いのか5~9歳児でも74人減と、24歳までの人口が614人減少しており、平成22年に修正された人口推計では、2035年の人口も、平成17年の推計より減少して41670人となっています。

ところが、おとなりの豊岡市では、平成22年の人口が平成17年の調査に基づく推計人口より増加しています。0~4才児で462人増、5~9歳児でも14人増と、24歳までの人口で1044人増加しています。当然ながら、2035年の人口推計も、平成22年の推計が平成17年の推計よりも人口増となっています。

なぜ、京丹後市と豊岡市でこんなに違うのか?
特に、0~4歳児が205人も減っているのと462人増えているのでは小学校1校分の大きな違いです。

更に調べる必要を感じたので、他の近隣自治体も調べました。

与謝野町は、京丹後市と同じく、24歳までの人口が289人減少し、2035年の推計も減少しています。

宮津市は、19歳までは111人増加しています。豊岡市と同じく、2035年の推計人口は増加しています。

与謝野町は25~39歳の人口が減少しているのでこどもが減るのは理解出来ますが、なぜ、京丹後市は豊岡市、宮津市と同じように微増しているなかで大きな差が出るのか?

京丹後市と与謝野町で共通している問題は何なのか?

豊岡市と宮津市で増加している要因は何なのか?

これは、しっかり調べなければならない!