2013/05/22

地域活性プロデューサー人材塾

11日、12日は小樽。

木村俊昭さんの第3期「地域活性プロデューサー人材塾」に参加しました。

木村さんは小樽市役所に入り、企画政策室などで勤務した後、内閣官房・内閣府に出向し、企画官として、地域活性化を担当し、その後、農林水産省大臣官房企画官として、農林水産業の活性化、農商工連携、6次産業化を担当されましたが、辞職して2011年の北海道知事選に民主党の推薦で出馬され、56万票を獲得するも落選されました。

「スーパー公務員」とも呼ばれ、現在は、東京農業大学教授、コミュニティプロデューサーとして活動されています。下の写真は木村さんの著書です。

木村さんのお話は、昨年11月に参加した「やねだん故郷創世塾」はじめてお聞きしましたが、常に超プラス思考で気づきから行動に移すために、モチベーションを高めあうこと、ほめあい、記録を残すなどの場の設定と、人にわかりやすく伝えること、そのためのキャッチフレーズづくりに力を注ぐことなど、木村さんの姿勢に感心をしました。

2月に第2期があり、参加したかったのですが、日程的に都合がつかず、ようやく第3期「地域活性プロデューサー人材塾」に参加することができました。



この塾は少人数制で、全国の成功・失敗事例を学び解決策を思考する講義と、対話、ワールドカフェなどを通じて、自らの構想をまとめて発表して実現を目指すもので、充実した内容でした。

地域活性化のものさしとして部分個別最適から「全体最適」、「価値共創」、「循環型」の思考での①地域所得・売上の向上、②人材養成と定着のシステム化、③汗する人を評価する仕組みづくり、④助成・若者・年配者の活躍する場づくり、⑤新たな産業・文化おこしを挙げ、情報収集と数値データ、わかりやすいプレゼン、信頼感あるキーパーソンとの連携と産・学・官・公民・金の連携を地域活性化に必要なツールとする考え方は、わかりやすく納得のできるものでした。

木村さんは地域活性化の気付きから行動に移す1%の人のつながりを全国につくり、変えていくためにも尽力されています。