渡辺監督を案内して「自然耕房あおき」で圃場を見学しながら青木さんの話を聴いたあとは、若菜のふだんの食卓でランチ。
渡辺監督にIターンの青木さんや扇田さんの元気に人を引き寄せる丹後の魅力を感じていただいてから、飯尾醸造さんへ。
富士酢で有名な飯尾醸造さんでは、アポ無しの訪問にもかかわらず、四代目当主の飯尾毅さんから無農薬でのお米づくりからのこだわりの製法について丁寧な説明をいただき、お酢の試飲もさせていただきました。
こだわりのお米づくりについて説明をうけています。昭和39年から、健康によいオスを創りたいとの思いで無農薬でのお米づくりをはじめられています。
農薬を使わないための紙マルチです。
紙マルチを使った田植えの写真など、健康に良い・おいしいお米へのこだわり。
お酢をつくるための酒づくりにも信念があり、手抜きはありません。
お酒からお酢ができるまで。
米の使用料もひと目で違いがわかります。
当主一押しの「紅芋酢」、青森の木村秋則さんの奇跡のリンゴ100%の「にごり林檎酢」、「無花果酢」、「ピクル酢」、「富士すのもの酢」、「富士ゆずぽん酢」などを試飲させていただき、お酢についての見方がまるで変わりました。
日本の食に関する表示基準が緩くて、「米酢」でも材料の米の使用料が醸造元によって大きく違います。そして、何年も貯蔵されて加工米にしか使えない政府米を使う醸造元もあるが、飯尾醸造さんは無農薬で栽培したコシヒカリの新米を基準の四倍使っています。
何が使われているかを知り、いいものを使うことが大切ですね。