2014/05/22

自殺する種子

「自殺する種子」を読了しました。

自殺する種子とは?

農業バイオテクノロジー企業が開発した自殺種子技術(別名ターミネーター・テクノロジー)によりつくられた種。

この技術は危険なので欧米の農家などの反対運動で一時停止されていますが、解除されれば農家は自家採種ができなくなり、必ず種子メーカーから毎年種を買わねばならなくすることで、農業バイオ企業が食の世界を支配することができます。

もう一つは、トレーターテクノロジー。遺伝子を操作することで、農薬企業が製造する農薬を散布しなければ種が発芽して生育することができないようにしてしまう技術。

このままでは巨大バイオ企業の思惑に支配されかねない農業の実態などが書かれています。

まず、大企業から種子を守ることが必要です。