2012/11/14

中崎町散策

12日、朝の空いている時間に中崎町を散策。

そもそも、中崎町、そしてJUNさんを9月15日に参加した「VISIONS学べ!豪傑への道」でJUNさん、そして中崎町を知り、是非とも機会があれば行ってみたいと思っていました。

17日の午後には第2回365アースデイ中崎町に参加する予定ですが、それまでにイベントでない普段の雰囲気も見させていただこうと、朝の空いている時間に中崎町を散策しました。

 中崎町は、梅田からすぐのところですが、太平洋戦争の空襲で焼け残ったまちで、ビルの谷間に下町が取り残されたような雰囲気です。
かなり古い建物のようですが、改装されて利用されています。

ダンサーでもあり、パフォマーでもあるJUNさんは、中崎町の長い間使われていなかった長屋の一角を借りて、お金がなかったので廃材を使って、一人でカフェへの改装に取り掛かります。

ところが、やっているうちに「何やってんだい?」「もっとこうしたらどうだい?」などと声をかけ、手伝ってくれる人が現れ、ついには2ヶ月半の間に1127人の人が関わってくれたそうです。
JUNさんの思いは、あらゆる世代、あらゆるジャンルの人が同時にいられる場所・・・老若男女が訪れ、子どもたちの笑い声が響くような開かれた空間です。

その後、廃材を使った古民家再生は、「持続可能なリサイクル建築」といわれ、廃工場を改装して「天然芸術研究所」という劇場や、「天劇キネマトロン」という映画館もつくりあげられ、また、カフェや雑貨、アートをやりたい人がJUNさんの周りに集まり、中崎町には80店舗を超えるカフェ・雑貨店が点在し、お年寄りと若者、ビジネスマンとアーティストが共存する町となっています。

JUNさんはもともと中崎町にあったソフト・ハードを活かしつつ新しいものも加える取り組みを「エコビレッジ」と呼んで、新旧住民の交流、盆踊りの復活、地域通貨による相互扶助など持続可能なまちづくりを進めています。


また、JUNさんは、アジアの少数民族の村に行って支援活動をしたり、グローバルにも活動されています。

以下は12日の朝の写真です。月曜の朝、まだまちは眠っていますが、古民家再生でカフェや雑貨店がいたるところにあり、雰囲気はよくわかりました。
カフェ・アマントです。







17の午後には、多くの人でにぎわう「アースデイ中崎町」を訪れます。