篠山市東木之部集落の集落防護柵の管理の実習と座学です。
集落防護柵は山中に通し、管理されています。
また、防護策点検のために、設置の際になるべく広く周囲の木を伐採して管理道を確保されています。
この急な斜面を78歳の方も点検に上がるそうです。
支柱に番号札が付けられ、修理が必要な場合に場所が誰にもわかるように工夫されています。
倒木により切れたあとが修理されています。
40年前、電気柵がされていた支柱と碍子がありました。イノシシによる獣害がひどく山の中に電気柵をされていたそうですが、管理が大変だったそうです。
急な斜面も多くあります。
支柱を支える支線を修理しています。
獣が金網の下を掘ろうとした跡がありました。
集落防護柵は設置したあとの点検が大切だということがよくわかりました。
点検で上がった同じ道を帰るだけでは面白く無いので、次の集落のはじまるところから山歩きのコースが整備されています。
展望台からの眺め。
急な山道を下りて行きます。
作の点検体制は3人一組で、年6回実施されています。
東木之部集落の獣害対策の流れです。2002年に東隣りの集落が集落防護柵を設置したことが契機となり、隣接した集落と共同で設置されています。
ただし、集落防護柵は申には効果がありません。
まとめです。