2012/11/01

若者自律・就労支援塾in里山ネット・あやべ

午後は、若者自律・就労支援塾in里山ネット・あやべに参加しました。

 里山ネット・あやべさんにははじめて来させていただきました。研修会場は「幸喜山荘」、里山ネット・あやべさんの事務所は向かいの旧校舎にあります。

 総合司会は塩見さん、綾部市議会員でもあります。平成19年の「綾部若者サポートステーション」の立ち上げ時から、若者支援に関わられており、数年前からお声をかけていただいたのですが、ようやく参加させていただきました。

 綾部市上原副市長のあいさつ、職員時代に「綾部若者サポートステーション」の設立に尽力されたとのことでした。
 綾部市高倉議長のあいさつ、若者の支援をしっかり考えられています。

第1部は、京都府発達障害者支援センターはばたき 
              竹村副センター長による講演「青年期の発達障害から」
広汎性発達障害やアスペルが―などの発達障害の特徴、発達障害と引きこもり、発達障害とのボーダーにある子供の適応力、成人期の問題、就労困難など、具体的な事例も含めて説明がありましたが、難しい問題です。

司会の塩見さんから質問を求められたので、質問をさせていただきましたが、支援を必要とする若者(青少年)の立場から見れば、発達障害か、機能不全家庭で育った児童か、高次機能障害なのかなどの区別は関係なく、抱えている課題を早く見つけてどのように支援をするか、どう受容するかということの難しさを感じました。

第2部は分科会「ひきこもり」に参加しました。
      コーディネーターは子ども若者自立支援訪問事業「チーム絆」 町田訪問支援員
ひきこもりなのか発達障害なのか精神疾患なのか多様なひきこもりの実態、ひきこもりの長期化による性心疾患、接触の難しさと、ひきこもり家庭との信頼関係構築のための粘り強い訪問など、ひきこもりから一歩踏み出してもらうまでの話や、ひきこもり経験談をふくめてさまざまな話を聴きました。
最後は、各分科会の報告を聴いて、第2部は終了しました。