2012/01/19

需要減少の厳しさ

 朝日新聞によると、鉄鋼大手のJFEスチールが、2~3月に工場や事務部門の社員、計1万3千人を最大6日間、一時帰休させるとのことです。

 新興国などで鋼材の需要が落ち込み、減産を余儀なくされており、製鉄所の稼働率が低下したための一時帰休ですが、今後、鉄鋼業界に同様の動きが広がる可能性もあるとされています。 

 先日、ベルギーでは大手製鉄所の閉鎖の報道がありましたが、EU諸国などの緊縮財政による需要の冷え込みはこれからであり、円高に加えて需要の減少と今年の経済は厳しさを増すように思います。

 しかし、政治の動きを見ているとあまりにも経済の動きに注意が向いていないように思います。危機感が無いのでしょうか・・・・・