大同まもるの雑記帳
2011/05/08
山田方谷〜高梁市にて
以前から関心を抱いていた、江戸時代末期の備中松山藩の財政危機を救った農民出身の元締役(勘定奉行)山田方谷について、高梁市のゆかりの地を訪ねて研修しました。
高梁市の宮田議員に案内いただき、方谷園、長瀬塾跡、備中松山城と高梁市歴史美術館の企画展「備中松山の人々」を訪ね、企画展では、学芸員の加古さんから丁寧な説明を受け、勉強になりました。
方谷は、改革の目的を藩財政の再建という小さなものでなく、経済の再構築という大きなものに置き、情報を集め、経緯と現状を分析し、財政状況を情報公開し、誠実に改革を進め、人材育成と登用を行っています。その改革は現代にも通じるものであり、京丹後市でもその思想・精神を見習う必要があると思います。
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