2011/05/09

高梁市議会研修会の講師(追記版)

 高梁市議会に招かれ、22人の議員を前にして議員研修会の講師を務めました。
 演題は「目的ある議会改革と実現するための議会基本条例」で、京丹後市議会での議会改革の経緯や、議会基本条例の運用状況を中心に、全国の議会改革の状況や議会不要論や不満の状況など、雰囲気が良かったので時間を気にせずに2時間ほど話をさせていただき、30分程度質疑を受けました。
 高梁市議会では、議会改革調査特別委員会が立ち上げられ、今、市民アンケートに取り組まれています。
 改革を進めようとすると山あり谷ありで簡単にはいかず、また、改革には終わりがないと思います。京丹後市議会の改革も試行錯誤のなかにあり、難しさもありますが、社会が変化していくなかで、変化を受け止めて前を向いていくしかないと思っています。

 高梁市の川上議員がブログに研修のことを書かれていましたので、参考に転記します。

 

議会改革度№1自治体の息吹を感じる研修会!


 平成23年5月9日9時半から高梁市文化交流館3階会議室において、高梁市議会議員研修会を行いました。議会改革に取り組む中で、議員の資質向上を目的に毎年実施しているものです。今回は、議会改革の最前線で活躍されている京丹後市議会の大同議会活性化特別委員長をお招きしました。日経グローカルによる議会改革度第1位となった京丹後市ですが、昨年、「わかりやすい予算」の取り組みについて常任委員会の視察でお邪魔したことがあります。本来であればこちらからお邪魔して勉強すべきところを宮田公人議員のつながりで来て頂きました。
 アンケート調査、意見聴取会、反問権、議会報告会、議会基本条例等、議員の合意が得られにくい点についても詳細な説明がありました。議長時代にリーダーシップを発揮され、全議員の理解を得ながら、認識を供すべく粘り強く取り組まれてきた経緯が良くわかりました。現在、高梁市議会でもアンケート調査を実施しているところであり、今後、アンケート調査の結果公表の告知後、市民のもとへ出向いて意見聴取会を行うポイントについては特に参考になったと思います。今回の勉強会を通して議会改革の取り組むを強化していきたいと思います。