議会活性化特別委員会は、昨年12月議会に設置と同時に付託された議会基本条例の改正案の修正可決をしましたが、本来、これまで進めてきた議会改革の検証と、報酬、定数、政務調査費などを9月をめどに検討することとなっています。
今年度に入ってから市民アンケートを実施することとして準備をしてまいりましたが、3月議会最終日に議員報酬改正案(5月16日議会運営委員会の審査しているもの)が提出され議会運営員会に付託され、審査が継続されていることから、アンケートについては内容と実施時期を再検討することになりました。
また、議会報告会について、多くの市民の方に参加していただき、効果を高めるための方策について意見交換し、議会報告会が、議会報告だけでなく意見交換を主体に実施している実態を踏まえ、「議会報告会」では与えるイメージが固いので、市民が気軽に参加して意見を言いやすい雰囲気の伝わる名称を考えることと、内容についても、頂いた意見・要望を議会さいっで提言にまとめることなどの取り組みやテーマを定め懇談を主体とするものなどについて検討することとし、全議員から意見をいただくことになりました。
たくさんの課題がありますが、議会改革は全議員に関わり、将来の議会の方向を定めるものであり、多数決で決めるものではなく、また、絶対的な正解があるものではないと思っています。微力のためどこまで進めれるかわかりませんが、前を向いていきます。
今日は議会報告会もありました。
私は大宮町の会場で書記を担当し、市民の参加者は17人でしたが、他市町の議会(坂井市議会、舞鶴市議会、美浜町議会)から議会報告会の視察がありました。他市町の議会においても、市民に身近で開かれた議会となるための、市民に説明責任を果たし市民と意見交換をするための取り組みが模索されています。
市民のみなさんからの主な意見・要望と、説明を求められた内容です。
・産業振興、雇用確保の要望と現状の取り組みについて説明。
・安全・安心のため学校・保育所の早期耐震工事完成の要望と現状の説明。
・当初予算の修正について、地域サポーター、まちあかり事業につての審議の内容。
・国保税の滞納について徴収目標が達成できないことの説明。
・建設部所管の小規模修繕の材料費・機械借り上げ料の上限額の変更の審査内容。