2011/07/06

(仮称)大宮北保育所新築工事安全祈願祭・起工式

 10時から安全祈願祭が厳粛に執り行われ、引き続き起工式が開催されました。工事の安全と、素晴らしい保育所が完成することを願っています。

 さて、(仮称)京丹後市立大宮北保育所の建設予定地は、旧町時代から取り組まれていた河辺西部圃場整備事業にともない「非農用地」として整備された25,000㎡を平成19年に2億2,727万円で購入したものです。

 この土地は当初、地元地域では農協(合併前)の本店を誘致する目的で構想が練られ、農協に対して一坪5万円での購入を求めて交渉されたのですが、農協はマイン近辺の用地を本店の建設用地として購入しました。それで売り先がなくなったので、地元地域は大宮町に対して公共用地としての購入を求めてこられましたが、町長の説明に対し議会の協議の場は紛糾、私も公共用地購入の目的が保育所の建設用地はともかく、残りの土地が宅地整備であるのなら見直しが必要であることと1坪5万円は高すぎることを指摘し、見直しを求めました。

 結果として見直しとなり、3億7,878万円の購入予定費用が2億2,727万円となり、1億5,151万円の削減できました。このときは、議会の必要性を強く実感した時でもありました。首長(市長、町長)は強い権限を持っていますが、あくまで一人の存在でもあり、そのためにしがらみができやすくもあり、それだけに独善に走ってしまうこともあり、健全な議会の存在は絶対必要だと思います。

 中山市長に対しては、議会の一般質問でも裸の王様であることを指摘し、議会も決議を2回可決していますが、相変わらず組織内のコミュニケーション、市民とのコミュニケーションともに不足しています。