2011/07/01

一般的なレベルの話、個人レベルの話

 昨日は、事業をされている方の一般的なレベルでの話を書きました。

 多くの方は、私を議員と知った上で一般的なレベルでの話をされ、こちらもついつい流されてしまいますが、それでは、本当は何も聞けていないのと一緒だと思っています。

 何気ない話、何気ないしぐさの中に本当のことがたくさんあると感じていますが、多くの人と何気なく触れ合う時間が取れていないことに、自分の時間管理のまずさを感じています。

 今日は、何気ない一言に気付かされたことがあります。高齢者が健康のためにも歩いて田畑を見に行ったり、散歩したり、買い物に行ったり気兼ねなくしてもらえるようにする一つの対応策として、歩道の所々に一休みできる屋根つきのベンチを設置するということです。そして何気なく人に出会い他愛もない話ができる機会が増えればと言う思いも感じました。暑い日が続いていますが、日陰がありほんの少し一休みできればだいぶ違うそうです。

 今の歩道は元気な人間が歩くことを自明のこととして設計されており、足腰の弱った高齢者が一休みしながら歩くことは考えられていません。高齢化がさらに進んで行くのですから、高齢者が生き生きと生活するための社会資本整備が今後は必要だと思います。