午後は、宇治市で開催された「特定非営利活動法人自治創出プラットフォーム京都もやいなおしの会総会」に参加しました。
総会終了後に、講演会と懇親会があり、どちらにも参加しました。
講演会の講師は、早稲田大学政治経済学研究科公共経営専攻の塚本壽雄教授で、「事業仕分けを考える」という演題でした。
事業仕分けについては、自治体の仕分けは正当性があるが、国の仕分けには問題があことを指摘されました。しかし、公開の場での国の仕分けにおいて、これまでの事業評価では廃止できなかった予算が、いろいろあったが曲がりなりにも廃止されるものもあり、手ごたえとインパクトを与えたことは評価されていました。
しかし、仕分けの資料となる事業評価のシートについては、現在のものでは仕分け人の問題意識に応えることはできないので、論理的系統的議論ができる資料としての工夫が必要であるとして、事業説明シート試案に基づいた改善事項の説明がありました。
事業を廃止した場合の問題点などが項目化されており、仕分け人との議論が成り立つ資料となるものでした。