20日は、人を集める15の方法
~全国の先進事例から~ 「交流と誘客による地域づくり」実践セミナー に参加。
基調講演
「観光を通じた持続可能なまちづくり~地域総参加の魅力向上~」
桑野和泉さん(株式会社玉の湯代表取締役)大分県湯布院町(現由布市)生まれ。平成7年4月に株式会社玉の湯専務取締役、平成15年10月同社代表取締役社長に就任。宿は外と中がつながる場、自然と調和し、暮らしの延長にある温泉地として、他のリゾート地とは異なるブランドを確立。社団法人ツーリズムおおいた初代会長(現在、副会長)。さらに由布院温泉観光協会会長としても活躍。
【分科会3】
●テーマ「交流・移住」
これまで見過ごされていた地域資源を活かして地域ブランドをつくっている島根県海士町や岡山県の英田上山棚田団、また移住相談を移住者と協働で取り組んでいる千葉県いすみ市など、多彩な方面から人を呼びこみ定住につなげるしかけづくりについて考える。
●県外事例:
青山 富寿生さん(島根県海士町交流促進課 課長)
観光による地域づくりを中心に、U・Iターン者を全国から募集、島の資源を活用した特産品、島外からの学生を受け入れる島留学など島ぐるみで取り組む。
海老根 良啓さん(千葉県いすみ市企画政策課 課長補佐)
牧野 麻衣子さん(千葉県いすみ市企画政策課地域プロモーション室 主任主事)
平成21年10月より、移住相談案内所「いすみ暮らしサロン」を設置し、毎週日曜日、移住者と行政担当者がペアになり移住相談を受け付けている。主体である「いすみ市定住促進協議会」は行政、市民、NPOなどで運営され、地域全体で移住対策に取り組む。
●県内事例:
西口 和雄さん(一般社団法人上山集楽 代表理事)
美作市上山で棚田・森林再生、古民家再生や稲刈り体験ツアーなどを実施し、全国からも注目を集め、メディアにも数多く取り上げられている。
千葉 吉史さん(株式会社美和リーフ 代表取締役)
農業法人を経営する傍ら、岡山大学の学生サークルEVOと農家をつなぎ、農業体験を行うと同時に、街の消費者へ野菜を届け、後継者不足の農業に若い人材を送り込んでいる。
●コーディネーター:
仲田 芳人さん(かのさと体験観光協会 事務局長)
平成14年に中四国で初となる民間のグリーンツーリズムの企画受入団体「かのさと体験観光協会」を設立し、事務局長に就任。地域の自然、農林業、生活文化などの地域資源を生かし、地域住民との交流を取り入れた体験プログラムを企画し、60%を超えるリピート率を誇る。