「新宿駅最後の小さなお店ベルク」を読了しました。
ベルクは新宿駅東口近くの一等地にある個人店。
どんな商売をしても有利な好立地だとも思えますが、
この本を読めば、簡単ではないことがわかる。
はじめることよりも維持することのほうが難しい。
「四六時中ものごとを良好な状態に保つために費やされるエネルギーが真の活力である(エリック・ホーファー)」
気を抜かずに努力し続けなければならない。
大手チェーンのフランチャイズにできないことに価値がある。
大変だけど、個人店だからできる創意工夫と、
こだわりに徹して信用を得るための努力。
そこから生まれるお客さんとのつながり。
個人がお店を経営するために不可欠な心構えと、
生き残るための戦略が書かれています。