2014/01/09

「日本人は何を食べてきたのか」(永山久夫著)、 「日本人はなにを食べてきたか」(原田信男著)

「日本人は何を食べてきたのか」(永山久夫著)、
「日本人はなにを食べてきたか」(原田信男著)を読了しました。
この二冊は「和食の知られざる世界」とともに、
「食」を考える参考文献として読みました。




魚介類の海洋資源には恵まれていましたが、
米をはじめ、多くの野菜が海外からもたらさています。
日本原産の野菜はセリやウド、ミツバ、アシタバなどどちらかというと現在ではマイナーな存在です。
海外から米、麦、里芋や大根など多くの野菜がもたらされ、増産されるとともに人口が増え、食生活は大きく変わっていきますが、
食料は常に不足気味で、飢餓と隣合わせの時代が長く続いています。。

また、遺跡などの調査から、稲作とともに貧富の差が広がり、
弥生時代から戦いがはじまっています。

そして、宗教の影響を受けた7世紀の肉食禁止令と
13世紀に入ってきた茶が和食の形成に大きな影響を与えています。

現代に生まれたことに感謝!


(Face Book1月5日0時27分より)