2011/09/15

市の施設、設備、備品、車両との管理の統一化、長寿命化について(一般質問パート2)修正版

(一般質問パート1より続く)


(1)市の施設、設備、備品、車両等の管理の統一化、長寿命化について

 昨年の9月議会の一般質問、「市の施設、設備、備品、車両等の管理と財政負担等について」、質問後の進捗を確認しました。

 昨年の内容は、施設については、合併して7年が経過しているのに、管理台帳が旧町からのままで統一されていないこと、学校・保育所以外にも耐震化しなければならない施設があること、施設の耐久年数がバラバラであること、老朽化した施設もあるが施設の管理計画が出来ていないため維持修繕が場当たり的にならざるを得ないこと、財政負担を考えると施設の長寿命化と財政負担の軽減のためにはライフサイクルマネジメントの導入が必要なことなどを指摘し、先送りしても後年度に多くの負担が必要となるので合併特例債が使えるものには早急に対応することを求めました。質問に対し、市長からは検討する、取り組むなどの答弁がありました。

 設備、備品、車両については、台帳と管理の一元化・統一が必要なこと、財政が厳しいとの理由で更新が遅れがちとなっているので更新計画等の策定を急ぐべきであることを指摘し、これについても取り組んでいく答弁がありました。

 質問から1年が経過するなか、合併特例の期間が限られているので、これら施設等について、1年が経過したなかで、答弁後の検討や整理の進捗状況について、また、代表監査委員にも、質問後の事務監査などの状況についても質問しました。

 答弁によると、一定の進展はあり、市の施設の耐久年数についても、鉄筋コンクリート造については60年で統一されたので、維持・管理の考え方も変わります。また、今年度中に特例債が使えるものについては決定していくとのことであり、速やかな更新を指摘した、ソフトが時代遅れとなって一部迅速な事務処理にも支障をきたしている低機能の職員のパソコンの更新については、来年度に予定されています。

(一般質問パート3に続く)