きょうは、それぞれ分科会に分かれての決算審査の1日目です。
私の所属する産業建設分科会のきょうの決算審査は、午前中は、簡易水道事業特別会計、水道事業会計と、関連する一般会計の項目であり、午後は、集落排水事業特別会計、公共下水道事業特別会計、浄化槽整備事業特別会計と、関連する一般会計の項目でした。
主な内容は、簡易水道事業への一般会計からの適正な繰出し基準と起債償還に対する交付税措置額の対応、簡水・水道それぞれの有収率、滞納対策、給水停止、石綿管、下水道の接続推進、公共下水道に対する基準内繰り入れの考え方と基準財政需要額での措置額、起債償還への交付税措置額の扱いなどについてです。
公共下水の整備率は65,2%と整備途上であり、さらに接続率は、42,3%と低く、京丹後市にとって大きな課題です。
しかし、近隣の豊岡市においても、下水の起債残高が600億円あり、一般会計からの繰出しが30億円であっても、財政運営がしっかりできていることからすると、悲観することではないように思い始めています(ただし、接続率は89%を超えています。融資制度もありました。)。むしろ、悲観的な見方から下水の整備が進まない方が京丹後市の将来にはマイナスであるように思います。