2011/06/02

行政は信用できない

 「行政は信用できない。」朝一番におしかりの電話をいただく。2月から関わっている案件がまだ調整されていない。

 明らかに行政側の対応に問題があり、当事者に対して行政からの謝罪もあったが、そこから先に進んでいるようでいて、足踏みのまま6月になってしまっている。速やかな対応を求めて、すぐに電話したが、言葉を信用されていないことが話を難しくしているので、信用される工夫をしなければ進まないのではないかと思う。

 また、別の方から電話があり、市長の言葉に対して苦言を聴く。平成19年の市政懇談会で要望が出され、平成20年に要望書を提出して、回答を受けたことが、ここに来て曖昧にされているようだ。当時の担当者はおらず、曖昧な行政文書しか残っていない。

 以前から指摘していたことだが、これらの問題の背景には、市民からの意見要望に対してできるだけ前向きな回答をするようにという現市長の指示の思い違いがある(市長はできないことも直接的にできないと答えないことを職員に求めていた。)。 市民からすれば、前向きな回答があればできると思って当然だが、行政は法律や財政の制約がある。誠意をもって、できないことはできないし困難なことは困難と答えなければ誤解を生むだけだ。過去にも一般質問等でも取り上げて、市長に苦言を呈したこともある。信用はなくてはならないものであり、行政の信用を改めて言わねばならない。

 

 今日は、イギリスのショップに注文していたCD、スラットキン指揮セントルイスSOマーラー交響曲第10番(送料込み552円)と、ガーディナー指揮のベートーヴェン5CD(送料込み2193円、1枚約439円)、クラシック音楽の愛好家としては、こんなに安くCDを手に入れて聴くことができるのはありがたいのですが、現在の為替レートに問題を感じます。