2011/06/07

安全な被ばく量

 9時のNHKニュースで、計画的避難区域に隣接する地域の放射線量を住民が測定器で計っている様子を放送し、地上から1メートルで計測すると年間の積算放射線量が20ミリシーベルトを超える値ではないと言っていました。

 自然のなかに放射能があり、レントゲンなどにおいても微量の被爆をすることから、これらを含めた比較において被ばく量として20ミリシーベルトを超えなければ安全だとされていますが、そもそも今回の原発事故には当てはまらないと思います。

 核反応の結果生成されたセシウムやストロンチウムなどの毒性の強い放射性物質が巻き散らかされているのに、レントゲンを浴びるのと同じ基準で被ばく量の安全性をいえるとは思えません。