2011/10/17

奥大野区敬老会(16日)

 16日、谷内区民運動会がさわやかな秋晴れの下開催され、来賓として招待いただいたので開会式で祝辞を述べ、奥大野区の敬老会に向かいました。

 奥大野区の敬老会該当者は142人で最高齢は100歳で、参加者は48人でしたが、参加されない方には、私の義父のように、健康状態の思わしくない方や介護を必要する方なども多くおられます。

 祝辞のなかで健康であるための努力の継続をお願いし、筑波大学の九野教授などのデータからも、まず、健康づくりへの意思を持ち続けることが大切であり、健康であれば人なかに出ることも苦にならず、老人性うつなどに陥る危険も少なくなることを話し、いつまでも明るい心持で過ごしていただくようにお願いしました。それが家族にとってもとてもありがたいことだと思います。

 ところで、我が家の義父は、最近、認知症が進んでいるように見受けられます。きょうも、夕食直後から、「朝から何も食べていない。ご飯を食べさせろ。」といって騒いでました。こういう時は、少し何かを食べさせて気持ちの切り替えをさせるのですが、頻度が高くなっており、体重が増えてきています。

 また、家のなかで迷うことが多くなり、トイレを探し回り、間に合わなくなって漏らすことも増えていますが、幸いなことに紙おむつを抵抗なく穿いてくれているので、何とか大騒ぎにならずに済んでいます。

 義父は、平日の日中は最大限デイサービスを利用しており、介護保険のおかげで我が家の生活は何とか壊れずに済んでいますが、介護の需要は増加しており、介護現場が介護保険制度による低料金のために厳しい労働条件にあることの改善が必要だと思います。

 私にとって、敬老会の日は介護への感謝の日でもあります。