2011/10/24

公民館再配置計画 (ん?わかってるのかな?)

 議員全員協議会では京丹後市公民館再配置計画(案)の説明がありました。

 合併後から問題になっていた大宮町の公民館分館が、7年かかってやっと見直しになるので、期待を込めて、ほかの議員の意見や質問を聴いていたのですが、答弁が何を問われているのか、その思いを理解して応えているとは思えない。

 それどころか、整理せずに答えていくから、中央公民館の役割は宙に飛んでしまい必要性を理解されず、地域公民館は誤解の元となり、大宮町の分館の整理は後退だといった意見が出ても、答えができていないから、意見が正しいかのような空気が流れてしまう。

 また、なぜ、1か所だけ、まだ学校統合もできていないところで、いきなり小学校区での地域公民館が盛り込まれているのだろう。小学校再配置後に地域の意向を踏まえて検討することが、1か所だけ考えられていることが、他の地域と何が違いどうなのか?他との整合性が考えられているのか?わかっていっているのか?

 公民館の再配置計画を壊すために答弁をしているようで、前向きに進めるために説明しているとは思えない。これでは議員全員協議会の協議事項にあげない方が良かったように思える。間違った答弁が頭のなかに刷り込まれてしまう。

 とうとう、質疑は途中で打ち切られてしまったが、それも仕方がないと思う。

 自治会などの地域活性化の活動と公民館活動の違いを説明したうえで、6町における違いを整理し、今あるべき公民館の組織体系への再編を説明し、次に、将来の公民館組織体系の考え方を示して行くべきだ。理路整然と整理しないとダメだ。

 そして、議員全員協議会終了後に開かれた議会運営委員会で、京丹後市公民館再配置計画は議決事件と決まった。