2011/10/20

下水道会計はどうあるべきか(広報編集委員会と産業建設委員会)

 9時30分より広報編集委員会、議会だよりの第2稿をチェックしました。最終稿は、正副委員長での確認なので、9月議会の議会だよりの広報編集委員の役割は果たしました。

 続いて11時30分に峰山庁舎をスタートして南丹市役所へ向かいました。きょうの産業建設委員会は南丹市の下水道事業について研修でした。南丹市の下水道整備率は、98%で水洗化率は82%ですが、総務省通知の基準内繰り入れで17億円を一般会計から下水道会計に繰り入れしています。

 基準内繰り入れは、最終的に市長の政治的判断でなされています。下水道料金は京丹後市よりも高いですが、京丹後市は整備率65%で水洗化率が42%と、まだまだ整備途上であり、話を聞けば聞くほど、公債費の30%程度を利用者負担で賄うという京丹後市の考え方に同意できなくなりました。

 また、浄化槽の扱いも大きく違い、南丹市は個人設置型で行政は個人が浄化槽を設置する際に補助金を出すだけですが、京丹後市は市設置型であり、南丹市の財政課長も、京丹後市のほうがより公費の負担が必要となるという認識でした。