きょうは、産業建設委員会に付託された議案の委員会審査を行いました。
まず、「農業振興地域整備計画」を審査し、土地利用の基本計画として地域の農地をどのように守るのかという観点から、未整備農地の生産基盤整備の考え方や、耕作放棄地の抑制策、担い手、多面的活用地などについて質疑をし、意見交換の後、全員賛成で可決しました。
次に、「字の区域及び名称の変更」について現地審査をしました。この変更は、地元地区の共同営で土地開発がなされたのち、正式な手続きができておらず整理ができないため公図混乱となっていた網野町木津・俵野・浜詰地区にまたがる土地が、集団和解が成立したことによるもので、全員賛成で可決しました。
審査終了後、観光協会の方と話す時間があり、以下数点懸念していることについてお伝えして意見交換をしました。
全国的には観光オフシーズンということもあり、観光地間で格安パックのキャンペーンでのお客の取りあいがあるなかで、本市の観光協会の取り組みはどのようなことをされているのか。観光協会としての危機感はあるのか。
アセアン観光連盟国際会議の後、電気自動車のことなどが聞こえてくるが、観光協会として足元は見えているのか、会員の状況把握、メインである関西圏からの観光客の傾向・意識変化などの情報把握、観光客誘致への戦略は出来ているのか。
緊急雇用での事務局体制、事務局長までもが緊急雇用であるなかで、緊急雇用終了後の体制についての議論をしっかりしているのか。